Skip to content
子育てが、ちょっとらくになるノート
Go back

赤ちゃんの便秘がつらいときの対処法と予防のコツ

Updated:
赤ちゃんの便秘がつらいときの対処法と予防のコツ

「もう3日もうんちが出ていない…」「いきんで顔を真っ赤にしているのに、なかなか出ない」――赤ちゃんが便秘で苦しそうにしている姿を見ると、こちらまで胸がぎゅっと締めつけられますよね。私自身も上の子が離乳食を始めたあたりから急に便秘がちになり、「このまま様子を見ていいのかな」と毎日おむつをにらめっこしていた時期がありました。

赤ちゃんの便秘は、決して珍しいトラブルではありません。生後すぐから始まることもあれば、離乳食デビューや断乳のタイミングで急に出にくくなることもあります。大事なのは、家庭でできるケアと、受診したほうがいいラインの両方を知っておくこと。今回は、私自身が小児科の先生に教わったことと、自宅で続けて効果を感じたコツをまとめてみました。

この記事でわかること
  • 赤ちゃんが便秘かどうかを見分けるサイン
  • 便秘になりやすい3つのタイミングと原因
  • 家でできるマッサージ・綿棒刺激の正しいやり方
  • 小児科にかかる目安

こんなとき、便秘かもしれません

「何日出なければ便秘」と一律に決められるわけではなく、赤ちゃんによって普段のペースは違います。母乳の子は2〜3日に1回でも、ミルクの子は1日2回でも、本人がきげんよく過ごせていれば問題ないことが多いです。

便秘を疑うサインとしては、こんな様子が目安になります。

普段は2日おきだった子が急に4日以上出ない、いつもと違ってうんちのときに泣くようになった、というように「その子の普段のペース」と比べて出にくくなったときが、ケアを始めるタイミングです。

赤ちゃんが便秘になりやすい3つのタイミング

赤ちゃんの便秘は、ある程度パターンがあります。私のまわりでも、似たタイミングで悩み始めるママがとても多かったです。

1. 離乳食をスタートしたとき

それまで母乳やミルクだけだった赤ちゃんが、急に固形物に近いものを食べ始めると、腸の動き方や水分バランスが大きく変わります。とくに離乳食初期はまだ食べる量も少なく、それまで授乳でとっていた水分量より減ってしまうことも。

「ちゃんと食べているのに便秘になった」と心配になりますが、これは体が新しい食事に慣れていく過程でよくあること。離乳食の進め方そのものに不安がある場合は、離乳食の進め方の基本もあわせて読み返すと、量や水分の目安がつかみやすくなります。

2. ミルクへの切り替え・断乳のタイミング

母乳からミルクに切り替えたり、卒乳・断乳をしたりした直後も便秘が起きやすい時期です。母乳には便を柔らかくしてくれる成分が含まれていると言われていて、ミルクや牛乳に切り替わると便がしっかりした形になり、その分出にくくなることがあります。

このタイミングは赤ちゃん自身も生活リズムが大きく変わるので、便秘以外にも夜泣きや食欲の波が出やすいもの。あまり一度に変化させず、様子を見ながら水分補給を意識してあげると落ち着いてきます。

3. 動きが活発になり始める時期

ハイハイやつかまり立ちが始まり、活動量がぐっと増える時期も要注意。汗をたくさんかくようになるのに飲む量がそれほど増えていなかったり、夜の睡眠時間が長くてその間水分をとれなかったりすると、便が硬くなりやすくなります。

夏場の暑い日や、暖房をしっかり効かせる冬場も同じ理由で便秘が起きやすい時期です。

家でできるやさしい対処法

赤ちゃんが「ちょっと便秘気味かも」と感じたら、まずは家でできるケアから試してみましょう。どれも難しいことはなく、毎日のおむつ替えやお風呂の時間に取り入れられるものばかりです。

「のの字マッサージ」でおなかを動かす

赤ちゃんの便秘ケアの定番が「のの字マッサージ」。おへそを中心に、ひらがなの「の」の字を書くようにやさしくおなかをなでる方法です。

やり方のコツ
  1. 赤ちゃんを仰向けに寝かせ、両足は軽く曲げた状態に
  2. ママの手のひらをこすり合わせて温めておく
  3. おへそを中心に、時計回りに「の」の字を書くようにゆっくり動かす
  4. 1回に3〜5分、お風呂上がりや授乳前など機嫌のいいときに

ポイントは、強く押さないこと。圧をかけるのではなく、皮膚の上を温かい手のひらでなでる感覚です。赤ちゃんが笑ったり、おなかをモゾモゾさせたりするくらいで十分。マッサージをきっかけに、しばらくして「ぷっ」とおならが出ることもよくあります。

「足の自転車運動」で腸を刺激する

おむつ替えのときについでにやってあげたいのが、足の自転車運動。赤ちゃんの両足首をやさしく持って、自転車のペダルをこぐようにゆっくり交互に動かします。

腸が物理的に動かされることで便意が起こりやすく、ガスが抜けやすくなります。1回20回ほどを、朝とお風呂上がりにやるくらいでOK。嫌がるときは無理せず、機嫌のいいタイミングだけで構いません。

綿棒で肛門を刺激する

3〜4日以上出ない、いきんでも出ない、というときは、綿棒で肛門のまわりを刺激する方法(綿棒浣腸)が有効です。新生児期から使えるケアで、私も小児科で教わってよくお世話になりました。

綿棒刺激のやり方
  1. 大人用の綿棒を用意し、ベビーオイルやワセリンをたっぷりつける
  2. 赤ちゃんを仰向けにして両足を少し持ち上げる(おむつ替えの体勢でOK)
  3. 綿棒の先1〜1.5cmを肛門に入れ、円を描くようにゆっくり10〜20回回す
  4. 1日1〜2回までを目安に

綿棒は赤ちゃん用の細いものではなく、大人用の太めのほうが効果が出やすいと言われています。先っぽが見えなくなるくらいまでは入れて大丈夫ですが、奥まで突っ込みすぎないように。やった直後ではなく、しばらく抱っこして様子を見ているうちに出ることが多いので、おむつや着替えを準備してから始めると慌てずに済みます。

水分・食物繊維をこまめに足す

離乳食が始まっている赤ちゃんなら、食事の中身でもサポートできます。

無理にたくさん飲ませる・食べさせる必要はありません。「いつもの食事に1〜2品プラスする」「ふだんの白湯を少し増やす」くらいの感覚で続けるほうが、赤ちゃんの体に負担をかけずに済みます。離乳食をなかなか食べてくれない悩みがある場合は、偏食・好き嫌いとのつき合い方もヒントになるかもしれません。

普段から気をつけたい予防のコツ

便秘は、出てしまってから対処するより、なりにくい生活リズムを作っておくほうが赤ちゃんもママも楽です。完璧にやろうとしなくて大丈夫。意識するだけでも違います。

私の場合、上の子が便秘ぎみだったので、お風呂上がりの保湿のあとに「足ぶらぶら」と「のの字マッサージ」を毎晩のルーティンに組み込みました。慣れてくると赤ちゃん自身が「マッサージタイム」を喜ぶようになって、寝る前のスキンシップにもなりました。

こんなときは小児科へ

家庭でのケアは大切ですが、無理に粘ると赤ちゃんがつらい時間が伸びるだけになります。次のような様子があれば、早めに小児科を受診しましょう。

受診を考える目安
  • 5日以上うんちが出ず、家でのケアでも出ない
  • おなかがパンパンに張って、触ると強く泣く
  • うんちのときに毎回出血している
  • 食欲が大きく落ちている、吐き戻しが続く
  • 体重がなかなか増えていない

小児科では、おなかの様子を診たうえで、赤ちゃんでも使える便を柔らかくする薬(マルツエキスや、月齢に合わせたシロップなど)を処方してもらえます。「薬に頼っていいのかな」と心配になる気持ちもわかりますが、便秘がクセになる前に一度ラクに出してあげるほうが、その後のリズムも整いやすいです。

おうちにあると安心な便秘ケアアイテム

最後に、私が常備していてよかったと感じるアイテムをいくつかご紹介します。1〜2点だけでも揃えておくと、いざというときに慌てずに済みます。

大人用綿棒
綿棒刺激は、赤ちゃん用の細い綿棒よりも大人用のほうが先端の球が大きく刺激しやすいです。ベビーオイルやワセリンと一緒に常備しておくと安心。
▶ 楽天で「ベビー綿棒」を見る
▶ Amazonで「ベビー綿棒」を見る
はぐくみオリゴ/オリゴ糖
ヨーグルトや白湯に少量混ぜるだけで、腸内環境のサポートになります。離乳食中期以降〜大人まで家族で使えるので、ママの便秘ケアにも活躍。
▶ 楽天で「はぐくみオリゴ」を見る
▶ Amazonで「はぐくみオリゴ」を見る
北海道てんさいオリゴ糖
家族みんなで使える定番のオリゴ糖。料理にもそのまま使えるので、無理なく続けやすいのがうれしいポイントです。
▶ 楽天で「てんさいオリゴ糖」を見る
▶ Amazonで「てんさいオリゴ糖」を見る

まとめ|「うんちが出る安心」を毎日のリズムに

赤ちゃんの便秘は、ママのお世話のせいではなく、成長の過程でほとんどの子が一度は通る道です。大切なのは、

この3つを心の片隅に置いておくと、いざ出ない日が続いても落ち着いて対応できます。私もまだまだ便秘とのつき合いは続きますが、「のの字マッサージ+お風呂上がりの白湯」を続けてからは、ぐっと出やすいリズムになりました。

赤ちゃんが気持ちよくうんちをして、すっきり笑顔になる瞬間は、ママにとっても何よりのごほうび。今日から少しずつ、できることから取り入れてみてくださいね。

合わせて読みたい


Share this post on:

Previous Post
子どもの自己肯定感を育てる声かけのコツ
Next Post
卒乳・断乳の進め方|タイミング・声かけ・ママの体ケアまで