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子育てが、ちょっとらくになるノート
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子どもの自己肯定感を育てる声かけのコツ

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子どもの自己肯定感を育てる声かけのコツ
「ほめてるつもりなのに、なんだか手応えがない…」
「叱ったあとで、どっと自己嫌悪に襲われる…」
ワンオペで子どもと向き合う毎日、声かけひとつにもこんなに迷うものなんですよね。

私自身、2歳の娘に「すごいね!」「えらい!」と毎日言いながら、ふとした瞬間に「この声かけで合ってるのかな」と立ち止まることがあります。

実は、自己肯定感は特別なイベントや高額な教材で育つものではなく、毎日のちょっとした声かけの積み重ねで少しずつ育まれていくもの。今日はそんな自己肯定感を育てる声かけのコツを、私自身の体験も交えてお伝えしますね。

自己肯定感ってそもそもなに?

自己肯定感とは、ひとことで言うと「自分には価値がある」と感じられる感覚のこと。「できる自分」だけでなく、「できない自分」「失敗した自分」も含めて、丸ごと自分を受け入れられる土台のような感覚です。

特に0〜3歳のあいだは、この土台がぐんぐん作られていく時期。家庭でどんな言葉をかけられてきたかが、その後の自己イメージに大きく影響すると言われています。

ただ、ここで誤解しないでほしいのは「いつもほめなきゃいけない」ということではないんです。むしろ、ほめ続けるよりも大切なポイントがいくつかあります。

自己肯定感が育ちにくい声かけパターン3つ

知らず知らずのうちにやってしまいがちな声かけを、まず確認しておきましょう。私もどれも「やってる…」と耳が痛くなるものばかりでした。

① 他の子と比べる

「お友だちはもうできてるよ」「お兄ちゃんのときはこんなことなかったのに」——こうした比較の言葉は、子どもに「自分はそのままじゃダメなんだ」というメッセージを伝えてしまいます。

兄弟姉妹間の比較は特に注意が必要で、無意識のうちに何度も使ってしまうと、子どもは「自分は劣っている」と感じやすくなります。

② 「〜しないで」という否定形

「走らないで」「こぼさないで」「うるさくしないで」。1日のうち何回これを言っているか数えてみると、けっこうな数になりませんか?

否定形ばかりの声かけが続くと、子どもは「自分は注意されてばかり=ダメな子」と受け取りがちです。それに、子どもの脳は否定形の処理が苦手で、「走らないで」と言われると「走る」のイメージが先に浮かんでしまうことも多いんです。

③ 結果だけをほめる

「100点取れてすごい!」「全部食べられてえらい!」のような結果偏重のほめ方は、一見ポジティブに見えて落とし穴があります。

これを繰り返していると、子どもは「結果が出せない自分には価値がない」と感じるようになり、失敗を恐れて新しいことに挑戦できなくなることがあります。

自己肯定感を育てる4つの声かけのコツ

ではどんな声かけを意識すればいいか、具体的に見ていきますね。完璧にやろうとしなくて大丈夫です。1日に1回でも意識できたら花丸、くらいの気持ちで読んでみてください。

コツ① プロセスや努力をほめる

結果ではなく、その子が「どう取り組んだか」「どんな気持ちで挑戦したか」に注目してほめます。

ポイントは「具体的に見たことを言葉にする」こと。これなら結果が出なかった日でもかけられる言葉になります。

コツ② 否定形を肯定形に変換する

「〜しないで」を「〜しよう」に置き換えるクセをつけると、声かけの空気がぐっと変わります。

最初は意識しないとなかなか出てこないんですが、口グセになってくると自分自身の気持ちもおだやかになる効果があります。

コツ③ 「ありがとう」を意識して伝える

「すごい」「えらい」よりも、子どもの心に残るのは実は「ありがとう」だと言われます。

ティッシュを取ってくれた、靴を揃えてくれた、下の子におもちゃを貸してくれた。そんな小さな「お手伝い」に「ありがとう、助かったよ」と伝えると、子どもは「自分は誰かの役に立てる存在なんだ」と感じます。

これは結果に左右されないので、毎日かけやすい言葉でもあります。

コツ④ 失敗を受け止める言葉をストックしておく

転んだとき、コップを倒したとき、お友だちとケンカして帰ってきたとき。失敗の瞬間こそ、自己肯定感が育つ大事な場面です。

「ダメじゃない!」「だから言ったでしょ!」と反射的に出そうな言葉を一拍おさえるだけで、子どもは「失敗しても大丈夫な場所」を家庭に感じてくれます。

イヤイヤ期に入ると、こうした失敗や癇癪の場面がぐんと増えますよね。妊娠中ワンオペでイヤイヤ期と向き合う日々の対応については妊娠中ワンオペでイヤイヤ期を乗り越える実践テクでも詳しく書いているので、合わせて読んでみてください。

年齢別・声かけのちょっとしたコツ

子どもの理解度に合わせて、声かけのスタイルも少しずつ調整するとより伝わりやすくなります。

0〜1歳:表情とトーンが言葉以上に伝わる

この時期はまだ言葉の意味より、ママの表情・声のトーン・スキンシップが情報のすべて。「いいこねぇ」と笑顔でゆっくり話しかけるだけで、十分自己肯定感の土台になります。

「あなたがそこにいるだけでうれしい」という空気を伝えるイメージで、目を見て笑いかけることを意識してみてください。

1〜2歳:短く・具体的に・1テーマで

言葉が増えてくる時期ですが、長い説明はまだ理解しきれません。

完璧な説明より、短くて温かい言葉が何度も飛び交う方が伝わります。

2〜3歳:気持ちを言語化してあげる

自己主張が強くなる時期。子どもの気持ちを大人が代弁してあげることで、「自分の気持ちはわかってもらえる」という安心感が育ちます。

否定や説得はあと回し。まず気持ちを認める一言を最初におくのがコツです。

私自身が続けている、3つの小さな声かけ習慣

理屈はわかっていても、毎日忙しいと意識し続けるのって大変ですよね。私自身、続けている習慣を3つだけ紹介します。

朝いちばんに目を見て「おはよう」

寝起きで機嫌が悪くても、できるだけしゃがんで目線を合わせて「おはよう、よく眠れた?」と声をかけるようにしています。「今日も大事に思ってるよ」というサインを、朝の最初に伝える感じです。

寝る前の「今日のありがとう」

寝かしつけのときに、その日のうれしかったことや「ありがとう」を1つだけ伝えます。「今日、お風呂で頭洗えたねぇ」「お皿運んでくれてありがとうね」のような小さなことで十分。

これを始めてから、私自身も「叱った場面」より「うれしかった場面」を振り返る時間が持てるようになりました。

失敗したときの第一声を「大丈夫」に統一

コップを倒した、おもらしをした、迷子になりかけた…。失敗の瞬間、つい「あー!」「もう!」と出てしまいがちなんですが、ここをぐっとこらえて「大丈夫だよ」を第一声にすると決めています。

子どもは大人の最初のリアクションをよく見ています。「失敗してもまず受け止めてもらえる」という体験を、家庭の中で重ねてあげたいなと思っています。

絵本もそっと自己肯定感を育ててくれる

声かけと一緒におすすめなのが、絵本の読み聞かせです。「あなたは大切」「そのままで愛されている」というテーマの絵本を寝る前に1冊読むだけでも、子どもの心にじんわり染みていきます。

定番なのは『あなたがだいすき』(鈴木まもる作)のような、親の愛情をストレートに伝える絵本。読みながら自分自身も泣きそうになるくらい、シンプルだけど染みる一冊です。

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絵本選びについては0〜3歳の絵本の選び方で月齢別のおすすめもまとめているので、迷ったらのぞいてみてください。

親自身の自己肯定感もちゃんと大事にする

最後にお伝えしたいのが、親自身の自己肯定感もちゃんと大事にすることです。

子どもへの声かけを意識しすぎて「今日もうまくできなかった」「また怒っちゃった」と自分を責めてしまうと、家全体の空気がしぼんでしまいます。子どもにかけたい言葉は、自分にも同じだけかけてあげてOKなんです。

声かけ全般について、もっと体系的に学びたいときは「子どもの自己肯定感の育て方」をテーマにした書籍も手元に1冊置いておくと、迷ったときに開ける心強い味方になります。

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まとめ:完璧じゃなくていい、毎日のひとことが土台になる

自己肯定感を育てる声かけといっても、特別な技術はいりません。

このうちひとつでも今日意識できたら、もう十分すぎる花丸です。完璧な声かけより、不完全でも温度のある声かけのほうが、ずっと子どもの心に届きます。

ワンオペで余裕がない日も多いですよね。怒ってしまった日は「明日また気づいたところからやり直そう」でOK。声かけの積み重ねは、必ず子どもの中に静かに育っていきます。

私自身も、上の子と、もうすぐ生まれてくる下の子に、毎日の小さなひとことを大切にしていきたいなと思っています。あなたとお子さんにも、おだやかで温かい時間が増えますように。

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