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子育てが、ちょっとらくになるノート
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下の子が生まれてから上の子をかわいいと思えない人へ

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下の子が生まれてから上の子をかわいいと思えない人へ

下の子が生まれてから、なぜか上の子に対して素直に「かわいい」と思えない瞬間がある。抱っこをせがまれても応えてあげられず、つい強い口調で叱ってしまい、あとで一人になったときに自己嫌悪で涙が出る。そんな自分を「母親として失格なのではないか」と責めてしまうことはありませんか。

実はこの感覚は、決して特別なものではありません。下の子の出産前から「前と同じように上の子を愛せるだろうか」と不安を抱く人は多く、実際に生まれたあとも、慣れない新生児のお世話に追われるなかで一時的に上の子への気持ちが鈍ってしまうのは、よくあることです。私自身も、上の子に対して素っ気ない態度をとってしまった夜に、布団の中でひとり反省したことが何度もあります。

この記事でわかること
  • 上の子を可愛いと思えなくなる気持ちが起こる理由
  • 上の子が出しているストレスのサインの見つけ方
  • 今日から始められる、上の子との関わり方の具体例
  • 一人で抱え込まないために頼れる先

上の子を可愛いと思えないのは、特別なことではない

下の子が生まれた直後に上の子への気持ちが一時的に鈍るのは、多くの親に起こる自然な反応です。気持ちが戻らないまま一生続くわけではなく、関わり方を少し変えるだけで驚くほど早く変化が見えることもあります。

下の子のお世話は、想像以上に体力と気力を奪います。授乳、おむつ替え、寝かしつけ、そのすべてが数時間ごとに繰り返され、上の子と落ち着いて向き合う余裕そのものがなくなってしまうのです。その結果として「かわいいと思えない」という感覚が生まれるのは、上の子への愛情が消えたからではなく、自分自身の心と体のリソースが下の子に偏ってしまっているだけのことがほとんどです。

検索しても、「下の子が生まれたら上の子をかわいく思えない」という悩みは数多く見つかります。それだけ多くの親が同じ壁にぶつかっているということでもあります。一人で抱え込まず、まずは「今だけの状態かもしれない」と捉え直すことが、気持ちを軽くする第一歩になります。

なぜ上の子を可愛いと思えなくなるのか、3つの理由

理由1 物理的に時間と体力が足りない

下の子の授乳やお世話に追われていると、上の子の話をゆっくり聞く時間も、抱っこしてあげる体力も、後回しになりがちです。気持ちの問題ではなく、単純にキャパシティが足りていない状態であることが多いです。

理由2 上の子の言動が「試し行動」として表れる

赤ちゃん返りのように、上の子がわざと困らせるような態度を取ることがあります。注目してほしいという気持ちの表れですが、受け取る側は「なぜこんなことをするの」とイライラしてしまい、可愛いと思う余裕を失ってしまいます。上の子の赤ちゃん返りそのものへの向き合い方は、上の子の赤ちゃん返りへの寄り添い方でも詳しく触れています。

理由3 自分自身に余裕がなく、感情の振れ幅が大きくなる

寝不足とホルモンバランスの変化が重なる時期は、ちょっとしたことでイライラしやすくなります。普段なら気にならない上の子のわがままも、余裕がない状態では大きなストレスに感じられてしまいます。

この3つの理由はどれも「上の子への愛情がなくなった」ことの証拠ではありません。原因の多くは状況にあり、自分の人格や愛情の深さの問題ではないと知っておくだけでも、気持ちは少し軽くなります。

上の子のストレスサインに気づく

上の子自身も、家族の変化を感じ取って、言葉にできないストレスを抱えていることがあります。次のようなサインが見られたら、本人なりに不安を感じている証拠と捉えてみてください。

上の子のストレスサイン チェックリスト

  • 急に赤ちゃん言葉に戻ったり、できていたことを「できない」と言い出す
  • 下の子に対して急に乱暴な態度を見せる
  • 夜泣きや寝つきの悪さが急に増える
  • 大人の気を引くようなわざとらしい行動が増える
  • 「ママ・パパは下の子の方が好き」と直接口にする

こうしたサインに気づけたときは、「困った行動」として叱るのではなく、「不安を伝えてくれている」と受け止め方を切り替えてみると、その後の関わり方が変わってきます。

今日からできる、上の子との関わり方

特別な時間を毎日たくさん作る必要はありません。短くても「上の子だけを見る時間」があるだけで、上の子の安心感は大きく変わります。

STEP1 1日5分の「1対1タイム」を決める

下の子が寝ている間や、パパが見ていられる時間に、上の子と二人だけで過ごす時間を5分だけ確保します。何をするかより「二人だけ」であることが大切です。

STEP2 上の子にしかできない役割を渡す

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから手伝って」ではなく、「あなたにこれをお願いしたい」という頼り方にすると、上の子は特別な存在として認められたと感じやすくなります。おむつを取ってきてもらう、絵本を読んでもらうふりをしてもらうなど、小さなことで十分です。

STEP3 気持ちを言葉にして伝える

「大好きだよ」「あなたが生まれてきてくれて嬉しかった」という言葉は、何度言っても上の子の安心材料になります。スキンシップと一緒に伝えると、より伝わりやすくなります。

声かけの工夫については、自己肯定感を育てる声かけでも具体的な言葉の例を紹介しています。上の子への関わり方に悩んだときの参考にしてみてください。

一人で抱え込まないために

上の子への関わりを完璧にこなそうとするほど、心の余裕はなくなっていきます。パパや家族、時には外部のサービスに頼ることも、上の子と向き合うための立派な選択です。

ワンオペで二人の子どもを見ていると、「自分がもっと頑張らなければ」と感じやすくなります。しかし、家事や下の子のお世話を誰かに少しでも分担してもらえれば、その分上の子と向き合う時間と心の余裕が生まれます。パートナーに「上の子の時間だけ任せたい」と具体的にお願いするのも一つの方法ですし、家事の負担そのものを減らす工夫を取り入れるのも有効です。

よくある質問

上の子をかわいいと思えない気持ちは、いつまで続きますか

多くの場合、下の子の生活が落ち着き、自分自身の睡眠や時間に余裕が出てくるとともに、気持ちは自然と和らいでいきます。明確な期間は人それぞれですが、「今の状態がずっと続くわけではない」と知っておくことが気持ちを軽くする助けになります。

上の子に対してイライラして叱りすぎてしまったとき、どうすればいいですか

叱った直後でも構わないので、落ち着いたタイミングで「さっきは強く言いすぎてごめんね」と伝えるだけで十分です。完璧な対応をする必要はなく、関係を修復しようとする姿勢そのものが上の子に伝わります。

下の子の世話で手一杯で、上の子との時間が作れません

5分でも、上の子だけを見る時間があれば効果はあります。長さよりも「ちゃんと自分だけを見てくれた」という実感の方が、上の子にとっては重要です。

まとめ

下の子が生まれてから上の子をかわいいと思えなくなる感覚は、多くの親が経験する自然な反応であり、愛情がなくなったわけではありません。理由を知り、上の子のサインに気づき、短い時間でも「二人だけの時間」を意識して作ることで、関係は少しずつ変わっていきます。一人で全部を背負わず、周りの手も借りながら、無理のないペースで向き合っていきましょう。

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