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背中スイッチで置くと泣く赤ちゃん。寝かしつけを楽にするコツ

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背中スイッチで置くと泣く赤ちゃん。寝かしつけを楽にするコツ

腕の中でやっと眠ったのを確認して、そーっと布団におろす。背中が布団についた瞬間、パチッと目が開いてまた泣き出す。抱き上げて、また30分かけて寝かせて、置く。また泣く。気づけば夜中の2時、腕はしびれ、トイレにも行けないまま朝が来る。

そんな「背中スイッチ」に、私自身も新生児のころ毎晩まいっていました。置けない日は、朝まで腕の中から下ろせなかったこともあります。ただしソファで抱っこしたまま眠ってしまうのは、赤ちゃんが隙間に入り込む危険があるので避けてください。限界のときは、まわりに物のない布団の上で一緒に横になるほうが安心です。

この記事では、なぜ置くと泣くのかという仕組みと、今夜から試せる置き方のコツをまとめます。特別な道具がなくても効果のある方法から順に紹介します。

この記事でわかること

  • 背中スイッチが入る本当の原因
  • 置くタイミングと置き方のコツ
  • おくるみなど密着感を保つ工夫
  • 背中スイッチがいつまで続くかの目安

背中スイッチが入るのは「背中」ではなくお腹が離れる瞬間

置くと泣くのは、背中が布団についたからではありません。抱っこで密着していたお腹まわりが親から離れる瞬間が、赤ちゃんにとっての目覚めの合図になっています。だから、いくらそっと背中をおろしても、体が離れたことに気づいて泣いてしまうのです。

赤ちゃんの背骨は、大人のようなS字ではなく、丸まったCカーブをしています。抱っこのときは自然に丸まっていた背中が、平らな布団に置くとまっすぐ伸ばされます。この姿勢の変化が違和感になって、目を覚ますきっかけになります。

もうひとつ、モロー反射も関係します。音や姿勢の変化にビクッと手足を広げる反射で、置いた拍子にこれが出ると、自分の動きに驚いて泣き出します。

背中スイッチは、赤ちゃんが敏感な証拠であって、あなたの置き方が下手なわけではありません。原因がわかると、対策も「密着感をどう保つか」に絞れます。

置くタイミングは「寝た」と思ってから5〜10分待つ

いちばん効くのは、置き方より置くタイミングです。腕の中で目を閉じても、その直後はまだ眠りが浅く、少しの刺激で起きます。「寝たかな」と思ってから、そこでさらに5〜10分抱っこを続けてください。

深い眠りに入ったサインは、手足の力がふっと抜けてだらんと重くなること。腕を軽く持ち上げても反応せず、すとんと落ちるくらいになれば、置いても起きにくいタイミングです。

STEP1 目を閉じてもすぐ置かない

寝ついたと感じてから、そのまま5〜10分は抱っこを続けます。

STEP2 手足の力が抜けたか確かめる

腕を軽く持ち上げて、すとんと落ちれば深い眠りのサインです。

STEP3 おしりから、ゆっくりおろす

頭からではなく、おしり→背中→頭の順に、時間をかけて着地させます。

急いで置きたい気持ちはよくわかります。でも、この5分の我慢がいちばんの近道でした。

「横向き」で着地させて、最後に手を抜く

仰向けでまっすぐ置くより、いったん横向きの姿勢で着地させるほうが背中スイッチは入りにくくなります。抱っこのときの丸まった背中の形をキープしたまま置けるからです。

横向きにおろしたら、背中側に手のひらをそっと添えて支えます。丸めたタオルやクッションを寝床に入れたままにすると、顔にかかったり体が沈んだりする心配があるので、支えるのは手だけにしてください。抱っこされているような心地よい圧が続くので、体が離れた感覚がやわらぎます。落ち着いたのを確認してから、ゆっくり仰向けに戻します。

置いたあとも、すぐには手を離しません。おなかや胸に手を数分そえたまま、体温と重みを残しておきます。赤ちゃんが完全に落ち着いてから、少しずつ手を抜くと成功しやすくなります。

うつ伏せ寝は窒息のリスクがあるため、横向きは「着地の一瞬」だけにして、眠ったら必ず仰向けに戻してください。タオルも顔にかからない位置に置きます。

夜中の寝かしつけ全体がつらいときは、新生児の昼夜逆転を整えるコツも合わせて読むと、生活リズムの面から楽になるヒントが見つかります。

冷たい布団のヒヤッとを消しておく

抱っこで温まった赤ちゃんを、ひんやりした布団に置くと、その温度差でビクッと起きてしまいます。置く前に布団を人肌に近づけておくと、ヒヤッとした刺激がなくなり、目を覚ましにくくなります。

置く前に確認したいこと

  • 布団が冷たくないか手で触れて確かめた
  • 湯たんぽは置く前に必ず外した
  • タオルや布団が顔にかからない位置にある

湯たんぽやレンジで温めるタイプの布ぬくもりグッズを使うときは、低温やけどを防ぐため、赤ちゃんを寝かせる前に必ず取り出してください。ほんのり温かい程度で十分です。

おくるみで密着感を持続させる

原因が「密着が離れること」なら、包んで密着感そのものを持続させるのが理にかなっています。おくるみで手足を適度にくるむと、モロー反射が出にくくなり、ママの腕の中にいるような安心感が続きます。

昔ながらの正方形の布でもできますが、巻くのが難しく途中でほどけることもあります。着せるだけで形が決まるスワドルタイプは、寝かしつけで手いっぱいのときでも扱いやすく、うちでもこれで置ける日がぐっと増えました。おくるみ全般の選び方はおくるみの選び方にまとめています。

スワドル(着せるおくるみ)

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もうひとつ、抱っこのままおろせる小さな敷き布団のトッポンチーノも背中スイッチ対策で人気です。授乳や抱っこのときからこの上に赤ちゃんをのせておき、寝たらマットごと布団に置きます。赤ちゃんに触れる面が変わらないので、離れた感覚が出にくいのが利点です。ママのにおいがついて安心材料にもなります。

トッポンチーノ

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ただ、おくるみを嫌がって手足を出したがる子もいます。合わなければ無理に続けなくて大丈夫です。全部を試さなくても、どれかひとつハマれば十分です。

背中スイッチはいつまで続く?よくある疑問

背中スイッチはいつまで続きますか?

多くの赤ちゃんは生後3〜4か月ごろがピークで、成長とともに頻度が減っていきます。おすわりやねがえりで自分の姿勢を保てるようになると落ち着き、長くても1歳ごろまでにはほとんど気にならなくなります。今がいちばん大変な時期で、ずっとは続かないと思っておいて大丈夫です。

どうしても置けない夜はどうすればいい?

無理に布団で寝かせなくてもかまいません。抱っこ布団やトッポンチーノにのせたまま、ママが少し体を休められる姿勢をとってください。どうしても腕が限界のときは、安全を確保したうえで一度そっと下ろし、泣いても少し様子を見る日があってもいいと思います。毎晩完璧に置けなくても、赤ちゃんはちゃんと育ちます。

抱っこのしすぎで抱き癖がつきませんか?

つきません。抱っこで安心感を与えることは、赤ちゃんの発達にとって大切なことだとされています。この時期にたくさん抱っこしても、甘えぐせにはなりません。安心してだっこしてあげてください。

まとめ:密着感を保てば、置ける日は増えていく

背中スイッチの正体は、抱っこの密着が離れる瞬間の不安です。だから対策は「離れた感覚をどう減らすか」に尽きます。まずは寝ついてから5〜10分待つこと、横向きで着地させること、布団を温めておくこと。この3つはお金をかけずに今夜から試せます。

それでも置けない日は、おくるみやトッポンチーノで密着感を持続させる手があります。

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今夜うまく置けなくても、それはあなたのせいではありません。赤ちゃんの体が育てば、置ける日は少しずつ増えていきます。まずは手を数分そえておくところから、気楽に試してみてください。

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