上の子を寝かしつけている途中で下の子が泣き出す、下の子を抱っこしていたら上の子が「見て見て」と騒ぎ出す。そんな夜が続くと、体が2つほしいと本気で思いますよね。
この記事でわかること
- どちらを先にあやすか迷ったときの判断基準
- 時間差と同時進行、それぞれのやり方
- 上の子の赤ちゃん返りを防ぐ声かけ
- 寝かしつけが重なる夜がラクになる道具
同時に泣かれたら、まず月齢が下の子を優先する
先にあやすのは、基本的に下の子です。生後2〜3か月ごろまでは自分で気持ちを切り替える力がまだ弱く、泣きが長引くほど興奮して余計に寝つきにくくなります。上の子は2〜3歳なら「ちょっと待っててね、すぐ戻るね」という一言で数十秒は待てる力がついています。
我が家も下の娘が生後1〜2か月のころ、上の娘の寝かしつけ中に泣き出すことがよくありました。最初は上の子を優先していましたが、下の子の泣きがどんどん激しくなって結局あやす時間が倍かかると気づき、下の子から先に手をつける流れに変えました。
上の子を待たせるときは「無視された」と感じさせないことが大切です。目を見て一言かけてから離れると、待つ側の不安がやわらぎます。
なぜ寝かしつけの時間が重なりやすいのか
理由は主に3つあります。1つ目は生活リズムの近さです。上の子が2〜3歳、下の子が0歳の間は、就寝時刻を19〜20時台にそろえたい家庭が多く、必然的にタイミングがかぶります。2つ目は下の子の眠りが浅く、上の子の物音や声で起きやすいことです。3つ目は上の子が赤ちゃん返りで「自分も甘えたい」という気持ちを強めやすい時期と重なることです。
この3つが重なる時期は、上の娘が2〜3歳、下の娘が0歳という今のわが家の状態そのものです。原因がわかると「自分の対応が悪いわけじゃない」と思えて、少し気持ちが軽くなります。3つ目の赤ちゃん返りは夜以外の場面にも出てくるので、上の子の赤ちゃん返りへの寄り添い方もあわせて読んでおくと、寝かしつけのときの声のかけ方も変わってきます。
時間差にするか、同時に進めるか
やり方は大きく2パターンあります。どちらが合うかは、きょうだいの年齢差と寝室の環境で決まります。
| 状況 | おすすめのやり方 |
|---|---|
| 年齢差が3歳以上、寝室が別 | 時間差(下の子を先に寝かせてから上の子とゆっくり過ごす) |
| 年齢差が2歳以内、同じ部屋で寝る | 同時進行(授乳しながら絵本を読むなど並行して進める) |
| 下の子がまだ夜間断乳前で頻回に起きる | 時間差(下の子優先) |
| 上の子が赤ちゃん返り中で甘えが強い | 同時進行(スキンシップを絶やさない) |
時間差にする場合は、下の子をおんぶで寝かしつけながら家事や上の子との時間を確保するやり方が動きやすいです。両手が空くので、上の子の着替えや歯磨きの仕上げまで一緒にできます。お風呂から寝かしつけまでの流れごと組み立て直したいときは、きょうだい2人のワンオペお風呂で紹介している月齢別の回し方が参考になります。
同時進行にする場合は、授乳クッションで下の子に授乳しながら、隣に座った上の子に絵本を1冊読む形が定番です。読み聞かせの声はホワイトノイズ代わりになり、下の子の寝つきを助けてくれることもあります。
上の子を「待たせっぱなし」にしないコツ
STEP1 先に見通しを伝える
下の子をあやし始める前に「ミルク(授乳)が終わったら絵本読もうね」と先に伝えておきます。
STEP2 待つ間の役割を渡す
「絵本どれにするか選んでおいて」など、待つ時間にできることを渡すと騒がずに待ちやすくなります。
STEP3 戻ったら一番に声をかける
下の子が寝たら、真っ先に上の子の名前を呼んで抱きしめます。待たせた分、戻ってすぐの一言を意識すると上の子の気持ちが落ち着きます。
上の娘が赤ちゃん返りで甘えん坊になった時期も、この3ステップを繰り返すうちに少しずつ落ち着いていきました。完璧にできなくても、待たせた後に必ず向き合う時間を作れば十分です。
それでも回らない夜は「今夜はどっちかを諦める」でいい
全部やろうとすると自分の気持ちに余裕がなくなり、それが泣き声にも伝わります。今日はどちらかを優先すると決めて、もう一方は少し手を抜く。それくらいの力の抜き方で十分続けられます。
寝かしつけそのものに悩んでいる場合は、夜泣きの寝かしつけ対処法も合わせて読むと、下の子の夜泣き対応のヒントが増えます。
あると助かる道具
わが家は抱っこ紐を4本使い比べて、最終的におんぶで寝かしつけるスタイルに落ち着きました。両手が空くぶん、上の子の相手をしながら下の子を寝かせられるのが一番の理由です。抱っこ紐選びで迷っている場合は4本使い比べた記録も参考にしてください。
一定の環境音があると、上の子の話し声や物音があっても下の子が起きにくくなります。寝室を分けられない間取りでは特に効果を感じやすいアイテムです。
よくある質問
何歳差なら同時に寝かしつけしやすいですか?
3歳以上離れていれば、上の子は一人で待てる時間が長くなるので時間差の方が回しやすくなります。2歳以内だと生活リズムが近く、同時進行の方がスムーズなことが多いです。
上の子が「自分も抱っこ」と泣いたときはどうすればいいですか?
下の子を抱っこしたまま、空いている片手や膝で上の子にも触れるようにします。完全に同じだけ抱っこできなくても、触れている時間があるだけで落ち着くことが多いです。
毎晩バタバタで自分の時間が全く取れません
寝かしつけの後に家事を残さない工夫をすることも大切です。詳しい進め方はワンオペの家事時短術でも紹介しています。
まとめ
寝かしつけが重なる夜は、下の子を優先しつつ上の子には見通しと待つ間の役割を渡すことで、少しずつ回しやすくなります。毎晩完璧に回せなくても大丈夫です。今夜できる小さな工夫から始めてみてください。
この記事で紹介したもの