Skip to content
子育てが、ちょっとらくになるノート
Go back

母乳が足りているか不安なときに見てほしい5つのサイン

Updated:
母乳が足りているか不安なときに見てほしい5つのサイン

授乳のたびに、赤ちゃんの様子より先に「これで足りているのかな」と考えてしまう。片方をあげ終わったあと、念のためもう片方も含ませてみる。体重測定の日が近づくと、増えていなかったらどうしようと落ち着かない。うちの下の子も生後2か月に差しかかった頃、同じことをぐるぐる考えていました。

母乳は量が目に見えないぶん、不安になりやすいものです。でも実は、家庭で確認できるサインがいくつかあります。

この記事でわかること
  • 母乳が足りているか判断できる5つのサイン
  • 体重の増え方・おしっこの回数で見る具体的な目安
  • 頻回授乳が必要とされる理由
  • 夫婦で意見が割れたときの考え方
  • それでも不安なときの相談先

母乳が足りているかは、この5つのサインでわかります

赤ちゃんが母乳を十分に飲めているかどうかは、授乳中の吸い方だけで判断するのは難しいです。次の5つを合わせて見ると、家庭でもかなり正確に確認できます。浅飲みが気になって抱き方から整えたいときは、授乳クッションの選び方と使い方で姿勢を安定させるコツを紹介しています。

母乳が足りているサイン

  • 1日6回以上、しっかり重さのあるおむつが替えられる
  • 母子手帳の成長曲線の帯から大きく外れずに増えている
  • 授乳の後、自分から乳房や乳首を離して満足そうにする
  • 授乳と授乳の間、まとまった時間を機嫌よく過ごせる
  • 1日にうんちが数回、もしくは新生児期を過ぎても定期的に出ている

このうち1つでも当てはまらないからといって、すぐに足りていないと決めつける必要はありません。次の項目からそれぞれの目安を具体的に見ていきます。

なぜここまで不安になりやすいのか

母乳が足りているか不安になりやすい一番の理由は、ミルクのように「何ml飲んだか」が見えないことです。哺乳瓶なら目盛りで一目瞭然ですが、母乳は飲んだ量を測る手段がありません。

さらに、母乳は消化吸収がよいため、ミルクの目安量よりも少ない量で体重がしっかり増えていることがあります。生後5か月で完全母乳、成長曲線のちょうど真ん中を推移している赤ちゃんも珍しくありません。ミルクの目安量を基準に考えると、実際には足りているのに「少ないのでは」と感じてしまいます。授乳以外の心配ごとも重なりやすい時期なので、0歳育児の悩みまるごとガイドで月齢ごとの目安をまとめて見ておくと、比べる基準が持ちやすくなります。

産院や保健師さんから頻回授乳を勧められても、なぜ必要かの説明が短いと、指示だけが重く感じられて心が折れやすくなります。理由を知っておくだけで、同じ頻回授乳でも受け止め方が変わってきます。

体重の増え方で見る目安

体重は、母乳が足りているかを判断する最も客観的な材料です。目安は次のとおりです。

時期体重増加の目安
生後0〜3か月1日あたり18〜30g程度
生後3〜6か月1日あたり15〜20g程度
生後6か月以降増加ペースはゆるやかになっていく
毎日の体重を細かく気にしすぎる必要はありません。母子手帳についている成長曲線の帯の中を、大きく外れずに推移していれば、その子なりのペースで育っていると考えて大丈夫です。

自宅で体重の変化を細かく追いたい場合は、授乳の前後で測れるベビースケールを使うと、増減が数字で見えて安心材料になります。

ベビースケール

楽天で見る Amazonで見る

おしっこ・うんちの回数でわかるサイン

体重測定は健診のときしかできませんが、おむつの中身は毎日確認できる貴重な情報です。

生後1週間を過ぎたら1日6回以上のおしっこが目安

生後2〜3日はおしっこの回数が少なくても心配いりませんが、生後1週間を過ぎた頃からは、1日6回以上、重みのあるおむつが替えられていれば水分と母乳の量は足りている目安になります。色がうすい黄色で、においがきつくないことも合わせて確認すると安心です。

うんちの回数は個人差が大きい

母乳のうんちは水っぽく回数も多めですが、生後1〜2か月を過ぎると1日1回程度に落ち着く子もいます。回数が減っても、機嫌がよく体重が増えていれば問題ないケースがほとんどです。逆に何日も出ずに苦しそうにしている場合は、母乳の量よりも便秘の可能性を考えて対応します。

頻回授乳が必要とされる本当の理由

母乳は「飲まれた分だけ作られる」仕組みになっています。授乳の回数が減ると、体が「この子にはこれくらいの量でいい」と判断してしまい、分泌量そのものが減っていきます。

だから頻回授乳が勧められるんです。1回にたくさん飲ませることより、回数を確保するほうが分泌量を増やすには効果的です。生後1〜2か月ごろまでは、1日8〜12回ほどの授乳になっても自然な範囲です。

STEP1 欲しがるサインが出たら早めに授乳する

泣き出してからではなく、口をもぐもぐさせる、手を口に持っていくといった早い段階のサインで授乳を始めると、赤ちゃんも落ち着いて飲みやすくなります。

STEP2 片方を飲み切ってから反対側へ

最初に出る水分の多い母乳だけでなく、後半に出る脂肪分の多い母乳まで飲み切ることで、満足感も体重の増えも安定しやすくなります。

夫婦で意見が割れたときの考え方

頻回授乳を続けていると、隣で見ている夫から「足りていないんじゃないか、ミルクを足したほうがいい」と言われて衝突することがあります。妻は母乳だけで育てたい気持ちが強く、夫は泣く回数が多いことを心配している、というすれ違いです。

私自身、下の子の授乳期にこのすれ違いを経験しました。そのときに助かったのは、感覚で言い合うのではなく、おむつの回数と体重の記録を一緒に見せることでした。数字で確認できると、夫も安心材料として受け止めやすくなります。

ミルクを足すか足さないかは、どちらが正しいという話ではありません。おむつの回数と体重の推移という共通の材料をもとに、夫婦で同じ方向を見て決めていくと角が立ちにくいです。

搾乳して量を目で確認したい場合は、電動搾乳機の選び方も参考にしてみてください。混合育児に切り替える可能性がある場合は、哺乳瓶・乳首の選び方ガイドも合わせて読んでおくと、いざというときに慌てずに済みます。

よくある質問

おっぱいの張りを感じなくなったら母乳が減ったサイン?

張りは産後しばらくすると落ち着いてくるもので、量が減ったサインとは限りません。体が授乳のリズムに慣れて、必要な分だけ作られるようになった結果であることが多いです。おむつの回数や体重の増え方が目安どおりであれば、心配しすぎなくて大丈夫です。

寝る時間が長くて授乳回数が少ないときはどうすればいい?

新生児期はまとまって寝る時間が長すぎると水分不足につながることがあるため、3〜4時間を目安に一度起こして授乳することが勧められます。体重の増えが順調で、健診でも問題を指摘されていなければ、その子のペースに合わせて様子を見て大丈夫です。

不安なとき、誰に相談すればいい?

産院や地域の母乳外来、助産師による訪問相談は、体重や授乳の様子を実際に見て判断してもらえる心強い相談先です。自治体の保健センターでも電話相談を受け付けていることが多いので、健診を待たずに気軽に問い合わせてみてください。

まとめ

母乳が足りているかは、授乳中の様子だけでなく、おむつの回数と体重の増え方という2つの客観的なサインを合わせて見ると判断しやすくなります。頻回授乳は分泌量を増やすための自然な仕組みであり、回数が多いこと自体は足りていない証拠ではありません。

数字で確認できる材料を持っておくと、自分自身の不安も、夫婦間のすれ違いも和らぎます。それでも不安なときは一人で抱え込まず、助産師さんや保健センターに相談して大丈夫です。今日は、まずおむつの回数を数えてみることから始めてみてください。

この記事で紹介したもの

ベビースケール

楽天で見る Amazonで見る

合わせて読みたい


この記事が役に立ったらシェア:

こちらの記事もおすすめ

Previous Post
きょうだい2人のワンオペお風呂|月齢別の乗り切り方
Next Post
着替えを嫌がる1〜3歳。全力拒否がやわらぐ声かけと工夫