「子どもが寝てから読みたい本があったのに、気づいたらスマホを触っているだけで一行も読めなかった」「気になっていた本を買ったのに、栞は1ページ目で止まったまま」。そんな経験はありませんか。
ワンオペ育児の毎日は、家事と授乳と寝かしつけで一日が埋まり、「自分の時間」はいつも後回しになります。読みたい気持ちはあるのに、読む時間がどうしても作れない。そのもどかしさは、決して甘えではなく、毎日ちゃんと頑張っているからこそ感じるものです。私自身も、上の子が生まれてから読書はすっかり縁遠くなり、本棚の本にはうっすら埃がかぶっていました。
- 「自分の時間が一秒もない」と感じる本当の原因
- 紙の本ではなく「耳で読む読書」が続けやすい理由
- 耳で読む読書を始める具体的な3ステップ
- 耳で読む読書が向かない人・注意したいポイント
「自分の時間が一秒もない」と感じる本当の原因
「自分の時間がない」というのは、正確に言うと「時間そのものがゼロ」というわけではないことが多いです。家事をしている間、授乳をしている間、抱っこで寝かしつけをしている間など、細切れの時間は実は一日のあちこちに存在しています。
問題は、その細切れ時間のほとんどが「手も目も塞がっている時間」だということです。本を読むには手でページをめくり、目で文字を追う必要があります。ワンオペ育児の「ながら時間」とは決定的に噛み合わないため、読みたい気持ちがあっても読書という行為そのものが成立しないのです。
「読みたいのに読めない」を生む3つのすれ違い
- 時間はあるが手が空いていない(家事中・抱っこ中・授乳中など)
- 時間はあるが目も体力も限界(寝かしつけ後はまぶたが落ちてくる)
- 「最初から最後までちゃんと読む」というこだわりが、続かない原因になっている
特に3つ目は見落とされがちです。読書を「腰を据えて取り組む特別な行為」だと思っているうちは、ワンオペ育児の暮らしの中で時間を確保するハードルがどんどん上がってしまいます。
耳で読む読書なら「手と目」を空けたまま読める
この噛み合わなさを解決してくれるのが、耳で聴く読書、いわゆるオーディオブックです。ナレーターが本を朗読してくれる音声を、イヤホンやスピーカーで聴くだけ。手も目も使わないので、家事や抱っこをしながらでも読書が進められます。
ドラム式洗濯機を回している間、食器を洗っている間、ベビーカーで散歩している間。今まで「何も考えずに過ぎていた時間」が、そのまま自分のための時間に変わります。実際、妊娠中や育児中にオーディオブックで育児書を聴いておいたことが、心の余裕につながったという声もよく見かけます。「予習」のような感覚で知識を耳から入れておけるのは、目で読む読書にはない強みです。
耳で聴く読書を始める3つのステップ
ステップ1: まず無料体験で試してみる
代表的なサービスがAmazonのオーディオブック「Audible(オーディブル)」です。無料体験期間内であれば料金はかからないので、まずは自分の生活に合うかどうかを試してみるのがおすすめです。育児書・小説・ビジネス書まで幅広いジャンルが揃っています。
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ステップ2: 「ながら聴き」の時間帯を決める
おすすめなのは、毎日必ず発生する家事や抱っこの時間に紐づけることです。「洗い物をしている間」「抱っこで寝かしつけている間」など、決まった行動とセットにすると、新しく時間を作る必要がなく続けやすくなります。寝かしつけでなかなか寝ない時間も、イライラの種ではなく自分の読書時間として捉え直せると、気持ちの負担がぐっと軽くなります。
ステップ3: 再生速度とイヤホンを自分に合わせる
最初は標準の速度で聴き始め、慣れてきたら少し速めてみると、同じ時間でより多くの本に触れられます。抱っこ中や送迎中に使うなら、周囲の音も聞こえるタイプのイヤホンを選ぶと、子どもの様子に気づきやすく安心です。
耳で聴く読書が向かない人・注意したいポイント
耳で読む読書は便利な一方で、誰にでも完全に向いているわけではありません。
- 物語の情景を自分のペースでじっくり読み返したい人には、紙の本のほうが満足度が高い場合があります
- 資格学習などで文字情報をしっかり記憶したい場合は、テキストと併用するほうが定着しやすいです
- 再生に音が出るため、隣室で子どもが寝ている時間帯はイヤホン必須など、聴く環境への配慮が必要です
すべてを耳で読む読書に置き換える必要はありません。紙の本と耳で読む読書を、場面によって使い分けるくらいの気持ちで始めるのがちょうどいいバランスです。
よくある質問
無料体験だけでも利用する意味はありますか?
あります。無料体験期間内に1冊聴き終えるだけでも、「自分の時間にこんな使い方があったんだ」という発見になります。気に入らなければ期間内に解約すれば料金は発生しないので、まずは試してみる価値があります。
耳で読む読書で本当に内容は頭に入りますか?
個人差はありますが、エッセイや実用書、育児書のように「内容を大づかみで知りたい本」は耳で読む読書に向いています。逆に、伏線や文体をじっくり味わいたい小説は、紙の本と組み合わせるのがおすすめです。
子どもが近くにいるときに聴いても大丈夫ですか?
イヤホンを使えば子どもの遊びや昼寝を妨げずに聴けます。スピーカーで流す場合は、子ども向けの内容ではないことが多いので、就寝後や子どもが別室にいる時間帯に限定すると安心です。
まとめ
「自分の時間がない」という悩みは、時間を新しく探すのではなく、今ある「ながら時間」の使い方を変えることで解決できる場合があります。家事をしている間も、抱っこで寝かしつけている間も、耳さえ空いていれば読書時間に変えられます。
今日の家事や寝かしつけの時間から、耳で読む読書を試してみてください。完璧に読み切る必要はありません。少しずつ、自分のための時間を取り戻していきましょう。
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