- 黄昏泣きが起こる時間帯と原因
- 今日から試せる具体的な対処法
- いつから始まり、いつごろ落ち着くのか
- 上の子がいる家庭での乗り切り方
わが家では、下の娘が泣いたら授乳とおむつ替えをして、それでも泣き止まないときは夫に抱っこであやしてもらっています。里帰りから戻った生後1か月から1か月間は、夫が育休を取って家事と育児を一緒にやっています。
黄昏泣きとは何か
黄昏泣きは、生後2〜3週から始まり生後1〜2か月ごろにピークを迎える、夕方に集中して起こる原因不明の激しい泣きです。医学的には「コリック」とも呼ばれ、授乳やおむつ替えなど基本的なお世話をしても泣き止まないのが特徴です。
海外の研究では新生児の1〜3割ほどに見られるとされ、珍しいことではありません。うちの子だけ、私のあやし方が下手、というわけではないんです。
今日からできる対処法
対処法に絶対の正解はありませんが、試す価値のある方法はいくつかあります。赤ちゃんによって効くものは違うので、いくつか組み合わせて様子を見てみましょう。
STEP1 抱き方を変えてみる
縦抱きから、少し前かがみの姿勢で胸に寄せる抱き方に変えると、お腹の圧迫感がやわらいで落ち着くことがあります。うつ伏せに近い形で抱くときは、起きたまま顔が見える状態で見守ってください。眠ってしまったら、あお向けで平らな寝床に寝かせるほうが安心です。
STEP2 揺れと音を組み合わせる
抱っこ紐で軽く揺れながら、ドライヤーや換気扇のようなホワイトノイズを聞かせると、胎内にいたころの感覚に近づき安心しやすくなります。
STEP3 お腹のガス抜きを試す
仰向けで足を交互に軽く曲げ伸ばししたり、おなかに「の」の字を描くようにやさしくさすったりすると、ガスが動いて楽になることがあります。
なぜ夕方に集中して泣くのか
原因ははっきり特定されていませんが、主に3つの説が有力とされています。
1つ目は、赤ちゃんの神経系が未熟で、日中に受けた刺激を夕方にうまく処理しきれず、興奮状態になりやすいという説です。
2つ目は、お腹にガスが溜まりやすく、消化器の張りが不快感につながっているという説。3つ目は、夕方はママやパパの疲れも溜まる時間帯で、その空気を赤ちゃんが敏感に感じ取っているという説です。
どの説も「赤ちゃんの成長過程で自然に起こること」という点は共通しています。何かの病気のサインではないかと心配になりますが、機嫌よく過ごしている時間があり、体重も順調に増えているなら、まずは様子を見て大丈夫です。
いつから、いつまで続くのか
黄昏泣きは生後2〜3週ごろから始まり、生後6週前後でピークを迎え、生後3〜4か月ごろまでには自然に落ち着くケースがほとんどです。ずっとこのまま続くわけではありません。
| 時期 | 目安の様子 |
|---|---|
| 生後2〜3週 | 夕方に泣く時間が少しずつ増え始める |
| 生後5〜6週 | 泣く時間が一日1〜3時間になりピークを迎える |
| 生後2〜3か月 | 泣く時間が少しずつ短くなっていく |
| 生後3〜4か月 | ほとんどのケースで落ち着く |
終わりが見える時期だとわかっているだけで、今日をやり過ごす気持ちが少し軽くなりませんか?
上の子がいる家庭での乗り切り方
上の子のイヤイヤ期と下の子の黄昏泣きが重なると、夕方は2人分の対応が一度に来るワンオペになります。下の子を抱っこしながら上の子のイヤイヤに対応するのは、かなりしんどい時間です。
2人分が重なる夕方に試せること
- 抱っこ紐で下の子を抱っこし、両手を空けて上の子と関わる
- 夕方だけテレビや動画に頼る時間を決めて自分を責めない
- 夕飯は品数を減らし、完璧を目指さない
下の子ばかり抱っこしていると、上の子が赤ちゃん返りのような態度を見せることもあります。そのときの向き合い方は上の子の赤ちゃん返りへの寄り添い方でくわしくまとめているので、あわせて読んでみてください。
下の子を抱っこ紐に入れておくと両手が空くので、上の子と手をつないだり、一緒に遊んだりしやすくなります。
夕飯の支度そのものを軽くしてしまうのも手です。黄昏泣きの時間帯は毎日ほぼ同じころにやってくるので、その時間だけ調理を短縮できる仕組みを先に作っておくと気持ちに余裕が生まれます。詳しくはミールキット宅配で夕飯を時短する方法を参考にしてください。
病院に相談する目安と、よくある質問
黄昏泣きと病気の見分け方は?
機嫌のいい時間が一日の中にあり、体重が順調に増えていて、授乳やおむつのあとも泣き続けるだけなら、多くは黄昏泣きの範囲内です。
一方で、発熱がある、嘔吐をくり返す、お腹が異常に張って硬い、いつもと泣き方の質が明らかに違うといったサインがあれば、自己判断せず小児科に相談してください。
抱っこしすぎて抱き癖がつきませんか?
生後間もない時期にたくさん抱っこしても、抱き癖にはつながりません。この時期の赤ちゃんにとって、泣いたときに応えてもらえる経験は安心感の土台になります。今は抱っこしたいだけ抱っこして大丈夫です。
まとめ
黄昏泣きは、赤ちゃんの発達過程で起こる一時的なもので、多くは生後3〜4か月ごろまでに自然と落ち着きます。原因がはっきりしないぶん不安になりますが、今日の対処法がすべて効かなくても、それはママのせいではありません。
毎日同じ時間に泣かれると気持ちがすり減ってしまうので、頼れる道具には頼って大丈夫です。抱っこ紐やおしゃぶりなど、手を空けたり気をそらしたりできるアイテムを味方につけると、この時期を乗り切りやすくなります。
今日1日、赤ちゃんが泣き止まなくても大丈夫です。抱っこして、揺れて、一緒に夕方を乗り越えられたら、それで十分な一日です。
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