- 秋の室内で着せる枚数の目安(月齢ごと)
- 室温ごとの肌着と服の組み合わせ
- 暑いか寒いかを確かめる3つのポイント
- 寝るときに着せるもの
わが家では、もうすぐ生後4か月になる下の子に、生まれてからずっと半袖のロンパースを着せています。
秋の室内は何枚?大人と同じか1枚少なめが目安

何枚着せるかは、大人と比べると決めやすいです。かえでこどもクリニックでは、月齢ごとの目安を次のように紹介しています。
(参考:かえでこどもクリニック)
| 月齢 | 大人と比べた枚数 |
|---|---|
| 生後1か月まで | 大人より1枚多く |
| 生後1か月から | 大人と同じ |
| 生後4か月から | 大人と同じか1枚少なく |
赤ちゃんは大人より汗をかきやすく、体に熱がこもりやすいです。千葉県こども病院の看護師会だよりでも、赤ちゃんはまだ自分で体温を調節するのが上手ではないと書かれています。汗を出す汗腺の数は大人とほぼ同じなので、体が小さいぶん密集していて、汗をかきやすいそうです。
(参考:千葉県こども病院の看護師会だより)
寝ている時間が長い新生児のうちは1枚多め、手足をよく動かすようになったら少しずつ減らす、と覚えておくと迷いにくいです。
室温ごとの服の組み合わせ
秋は1日の中で室温が大きく変わるので、枚数より「肌着の上に何を重ねるか」で考えるほうが楽です。室温ごとの組み合わせの目安は、次のとおりです。
| 室温 | 組み合わせの目安 |
|---|---|
| 26℃以上 | 半袖か長袖の肌着1枚だけ |
| 23〜25℃ | 肌着+長袖のロンパース |
| 20〜22℃ | 肌着+長袖のロンパース+ベスト |
| 20℃未満 | まず暖房で20℃以上に暖めてから、20〜22℃の組み合わせに |
肌着は綿100%か、綿が多めのものがおすすめです。綿は汗をよく吸うので、背中が蒸れにくくなります。表はあくまで目安です。最後は、このあと紹介する3つのポイントで確かめてください。
部屋の温度は、小児科のすくすくまことくりにっくによると、冬は20〜25℃、湿度は50〜60%が目安です。
(参考:小児科のすくすくまことくりにっく)
冬の室温の目安
20〜25℃
湿度の目安
50〜60%
秋は、空気が乾きはじめる時期でもあります。湿度が50%を下回る日が続くなら、赤ちゃんの部屋の加湿器も考えてみてください。
表を使うには、まず今の室温を知ることが必要です。温湿度計は、赤ちゃんが過ごすベビーベッドやプレイマットの近くに置いてください。大人の目線の高さに置くと、赤ちゃんのいる場所より暖かい数字が出やすいです。
暑いか寒いかは背中・おなか・顔色で確かめる
暑すぎないか寒すぎないかは、赤ちゃんの体で確かめるのがいちばん確実です。背中とおなかを触り、顔色を見ます。
手足が冷たいから1枚足したら、背中が汗びっしょりになっていた、ということがよくあります。赤ちゃんは手足から熱を逃がして体温を調節しているので、手足が冷たいだけなら寒いとは限りません。
背中やわきの下の服が湿っていたら、着替えさせてあげてください。汗で濡れた肌着のままでいると、あとで体が冷えてしまいます。汗をかく日が続いて背中に赤いぽつぽつが出てきたら、あせものケアも参考にしてみてください。
上の子やママの「暑い」「寒い」に合わせない

きょうだいがいると、同じ部屋にいても暑い・寒いがばらばらです。3歳の上の子は走り回って汗をかき、「暑い」と言って靴下まで脱いでしまいます。そのすぐ横で、下の子はベビーベッドでじっとしています。
上の子に合わせて薄着にすると下の子が冷えますし、じっと座っている大人に合わせると、今度は厚着になりがちです。赤ちゃんの服は、赤ちゃんの背中を触って決めてあげてください。
もう1つ気をつけたいのが、長い抱っこです。抱っこ紐や授乳で長く抱いていると、ママの体温で赤ちゃんもどんどん温まります。夕方の抱っこが続く日は、抱く前にベストを脱がせておくと、背中に汗をかきにくくなります。
ベストを買うなら、前開きの綿のものが着せたり脱がせたりしやすくて便利です。袖がないので、寝かせたまま腕を通せます。
寝るときは掛け布団より服で調整する

夜、冷えてくると、つい掛け布団を足したくなります。こども家庭庁のSIDS(乳幼児突然死症候群)の案内では、1歳になるまでは掛け布団を使わず、スリーパーなどの着るものや空調で寒さを調整するよう呼びかけています。掛け布団が顔にかかると、鼻や口がふさがってしまうからです。
(参考:こども家庭庁のSIDS(乳幼児突然死症候群)の案内)
寝るときは、昼と同じ肌着とロンパースの上に、綿のスリーパーを重ねる方法があります。スリーパーは着ているものなので、寝ている間にはがれてしまう心配がありません。着せてから背中を触って、汗をかいていないか確かめると安心です。
スリーパーの選び方は、子どもが布団を蹴るときの記事にもまとめています。
よくある質問
家の中でも靴下ははかせたほうがいい?
室内なら、はだしで大丈夫です。赤ちゃんは足の裏から熱を逃がして体温を調節しています。足が冷たくても、おなかや背中が温かければ寒くはありません。フローリングが冷たい日は、靴下をはかせるより、赤ちゃんが過ごす場所にラグを敷くのがおすすめです。
朝と昼で室温が違う日はどうする?
朝はベストを1枚足しておいて、日が差して部屋が暖かくなったら脱がせるのがいちばん楽です。袖のないベストなら、寝かせたままでも脱がせやすいです。
汗をかいていたら、すぐ着替えさせるべき?
服の背中側が湿っているなら、着替えさせてあげてください。汗が冷えると体も冷えます。うっすら汗ばむ程度なら、1枚減らして様子を見るだけで落ち着くこともあります。
まとめ
秋の家の中は、生後1か月を過ぎたら大人と同じ枚数、4か月を過ぎたら大人と同じか1枚少なめが目安です。室温計を見て肌着の上に重ねるものを決め、最後は赤ちゃんの背中と首のうしろを触って確かめます。
寝るときは掛け布団を使わず、スリーパーで調整します。手足が冷たいだけで1枚足さない、上の子や大人の感覚に合わせない。この2つを覚えておけば、朝迷うことがぐっと減ります。
全部やらなくて大丈夫です。まずは明日の朝、着替えのあとに背中へ手を入れてみてください。
この記事で紹介したもの
参考にした情報
- かえでこどもクリニック「子どもの服、何枚着せればいい?着させ過ぎていませんか?」
- すくすくまことくりにっく(小児科)「赤ちゃんの体温と服装・環境について」
- 千葉県こども病院 専門・認定看護師会だより「知っておきたい!夏の子どもの体温調整」
- こども家庭庁「乳幼児突然死症候群(SIDS)について」


