- 生後4か月の赤ちゃんができるようになること
- 家にある物でできる遊びと、そのときの赤ちゃんの様子
- 上の子がいる日に、遊ぶ時間をどう作るか
- 3歳の上の子と一緒に遊ぶときの決めごと
- ベッドメリーは買ったほうがいいか
ベッドにいる時間が長くても、遊べていないわけではありません

生後4か月の遊びは、特別なおもちゃがなくても大丈夫です。話しかける、歌う、足をさわる。機嫌のいい時間に、同じ遊びを少しずつくり返せば十分です。
ベビーベッドの中で手足を動かしたり、ママの声のほうを向いたりしているのも、この時期の赤ちゃんにとっては立派な遊びです。1日じゅう相手をしていなくても、通りがかりに名前を呼ぶだけで、赤ちゃんはちゃんと反応してくれます。
上の子のときは子どもが1人だったので、こんなふうに悩むことはありませんでした。2人目となると、そうはいきませんよね?それでも、短い時間でできる遊びはたくさんあるんです。

生後4か月はこんな時期
生後4か月ごろは、首がしっかりしてきて、手を動かしたり声を出したりして気持ちを伝えてくるころです。浜松市子育て情報サイト ぴっぴ(保育士監修)では、この時期の様子を次のように紹介しています。
- あやすと、笑顔や声で応える
- 首がすわってくる
- 音のするほうを向く
- おもちゃに手を伸ばしてつかむ
首のすわりは、こども家庭庁の令和5年乳幼児身体発育調査で、生後4〜5か月未満の赤ちゃんの90%以上が「できる」という結果でした。寝返りだと、9割を超えるのはもう少し先の生後6〜7か月未満です。
(参考:令和5年乳幼児身体発育調査)
9割の子が首すわり
生後4〜5か月
9割の子が寝返り
生後6〜7か月
できるようになる時期は、子どもによって数か月ずれます。まだ首が少しぐらつく、手を伸ばさないという子もいます。気になることがあれば、乳児健診で聞いてみると安心です。寝返りの時期や、うつぶせで遊ばせるときの見守り方は、寝返りの時期と練習の記事にまとめています。
家にある物でできる遊び
同じ遊びのくり返しで大丈夫です。この時期の赤ちゃんは、知っている声や歌が聞こえると喜びます。浜松市の子育て情報サイト(保育士監修)で紹介されている遊びと、家にある物でできる遊びを表にしました。
(参考:浜松市の子育て情報サイト(保育士監修))
| 遊び | やり方 | よくある反応 |
|---|---|---|
| おててブランコ | あおむけのまま大人の親指を握らせ、小さくゆらゆら | ぎゅっと握って離さない |
| あんよで歌 | 「むすんでひらいて」に合わせて足を曲げたり伸ばしたり | 足をけり返してくる |
| いないいないばあ | 大人が自分の手で顔を隠して「ばあ」 | 声を出して笑う |
| 音を聞かせる | 空のペットボトルを大人が持ってペコペコ鳴らす | 音のほうを向く |
| 目で追う | ガラガラを顔の前でゆっくり左右に動かす | 目や顔で追いかける |
反応は、日によっても月齢によっても変わるもの。この前、上の子のときに遊んでいたオーボールを持たせてみましたが、下の子はまだ興味がないみたいでした。反応がなくても、もう少し大きくなってから、また試してみれば大丈夫です。
わが家でいちばん反応がいいのは、上の子のときから使っているプレイマット。ぶら下がった鳥のおもちゃを引っ張ったり、回るおもちゃを下から眺めたりして、目をキラキラさせています。
上の子がいる日は、遊ぶ時間をまとめて作る

きょうだいがいると、赤ちゃんとゆっくり遊べる時間はなかなか取れません。1日のうち機嫌のいい時間に、まとめて遊ぶのがおすすめです。
わが家の下の子が機嫌よく起きているのは、上の子を保育園に送ったあとの午前中1〜2時間と、お昼のあとの2時間ほどです。日によって変わりますし、この前は夜の22〜23時ごろがいちばん機嫌がよく、ベビーベッドがきしむほど足をダンダンしていました。
上の子が一日じゅう家にいる日は、上の子のお昼寝中が、下の子とプレイマットで遊びやすい時間です。
上の子が帰ってきたら、下の子はベビーベッドで過ごすことが多くなります。ママが見ていないところで2人を床に一緒にしておくのは危ないからです(くわしくは次の3歳の上の子と一緒に遊ぶときの決めごとに書きます)。
ベッドの中にいても、遊んであげることはできますよ。
- 家事の合間に、柵ごしに名前を呼ぶ
- 通りがかりに、足の裏をつんつんする
- 台所から、いつもの歌を聞かせる
でも、ベビーベッドに寝かせるのは、上の子から赤ちゃんを守るためです。
3歳の上の子と一緒に遊ぶときの決めごと
上の子が一緒に遊んでくれるのは、うれしいものですよね。わが家の3歳の上の子も、プレイマットに並んで寝ころび、ぶら下がったおもちゃを揺らしてあげたり、私のまねをして頭や体をなでたりしています。

ただ、ヒヤッとすることも。上の子が下の子の顔全体を手で数秒おおったり、上に馬乗りになったりするんです。
3歳の子にとっては、かわいがっているつもりなんですよね。愛知県の子育て支援サイト はぐみんNetでも、赤ちゃんの事故の例が挙げられています。上の子が赤ちゃんを抱き上げて落とす、物を食べさせる、といった事故ですね。
(参考:愛知県の子育て支援サイト はぐみんNet)
一緒に遊ぶのは、大人がすぐ手の届くところにいるときだけにしています。ママがその場を離れるときは、赤ちゃんをベビーベッドに移し、柵を上まで上げておきます。
3歳の子に伝えるときの言い方
- 顔をさわりそうなとき「お顔はさわらないよ。なでるのは頭だけね」
- 上に乗りそうなとき「上には乗らないよ。となりにごろんしようね」
- 何か渡そうとするとき「赤ちゃんに渡すものは、ママに見せてね」
「だめ」だけで終わらせず、代わりにできることを言うと、3歳の子にもわかりやすいです。1回言っただけでは守れないので、そのたびに同じ言葉でくり返すのがおすすめです。
上の子のおもちゃにも気をつけたいところ。こども家庭庁の窒息・誤飲事故の案内では、年上の子のおもちゃに小さな部品が含まれることがあると書かれています。赤ちゃんの手の届かない所に片づけるよう、呼びかけています。
(参考:窒息・誤飲事故の案内)
ベッドメリーは買ったほうがいい?
ベビーベッドで過ごす時間が長いと、ベッドメリーが気になりますよね。私も付けてあげたい気持ちはあるのですが、使える期間が短いわりに値段がするので、まだ買っていません。
プレイジムやプレイマットがすでにある家なら、メリーを無理に買い足さなくても大丈夫。迷っているなら、次のどちらかにすると損をしにくいです。
- ベビー用品のレンタルで、数か月だけ借りる
- ベッドから取り外して、床に置いても使えるタイプを選ぶ
取り付けるときは、説明書のとおり柵にしっかり固定してください。こども家庭庁の窒息・誤飲事故の案内にも、寝ている赤ちゃんの顔まわりの注意があります。口や鼻をおおったり首に巻き付いたりする物は、顔の近くに置かないのが基本です。
(参考:窒息・誤飲事故の案内)
メリーのほかに、ベビーベッドの柵に付けるキックピアノもあります。足でけると、音が鳴るおもちゃ。ベッドの中で足をよく動かす子なら楽しめそうです。
付けるときは、メリーと同じく説明書どおり柵にしっかり固定します。
どちらもなくても、ベッドの中なら声と歌と足の遊びで十分です。
メリーやキックピアノを付けたら、次のことを確かめてみてください。
ベッドに付けるおもちゃの確認(全部に当てはまれば安心です)
- 説明書のとおり、柵にしっかり固定できている
- 留めるベルトやひもの余りが、ベッドの中に垂れていない
- メリーの飾りが、赤ちゃんの手の届く高さまで下がっていない
- 赤ちゃんが眠ったら、外すようにしている
- 説明書の対象月齢を過ぎていない
当てはまらないものがあれば、付け直すか、いったん外しておきましょう。
よくある質問
おもちゃを持たせても興味を示さないのは遅れている?
この時期は、同じおもちゃでも月齢によって反応がかなり変わります。しばらくしまっておいて、月齢が進んでからまた出してみてください。あやしても笑わない、音に振り向かないなど気になることがあれば、乳児健診や小児科で相談できます。
1日にどのくらい遊べばいい?
決まった時間はありません。機嫌のいいときに数分ずつで十分。目をそらしたり、ぐずり始めたりしたら、いったんおしまいにしましょう。
上の子が赤ちゃんと遊びたがるときは、止めたほうがいい?
止めなくて大丈夫ですよ。大人がすぐ隣にいるときに、頭をなでる、おもちゃを揺らすなど、上の子にやってもらうことを決めて一緒に遊ぶのがおすすめです。ママがその場を離れるときは、赤ちゃんをベビーベッドに移しましょう。
まとめ
生後4か月の遊びは、話しかける、歌う、足をさわるといった短い遊びのくり返しで十分です。上の子がいる日は、上の子の相手をしなくていい時間を使いましょう。保育園や幼稚園に行っている間や、お昼寝をしている間に、プレイマットでまとめて遊ぶのがおすすめです。
上の子が帰ってきたあとは、ベビーベッドで過ごす時間が増えてもかまいません。3歳の上の子と遊ぶのは、大人がすぐ隣にいるときだけにしましょう。
全部やらなくて大丈夫です。まずは今日、家事の合間に柵ごしに名前を呼んでみてください。
この記事で紹介したもの
参考にした情報
- 浜松市子育て情報サイト ぴっぴ「4か月の赤ちゃんにおすすめの遊びは?」(保育士監修)
- こども家庭庁「令和5年乳幼児身体発育調査」
- こども家庭庁「窒息・誤飲事故」
- 愛知県 はぐみんNet「月齢・年齢別で見る起こりやすい事故」



