- 朝寝が長いとき、起こすかどうかを決める3つの条件
- 月齢別の朝寝・昼寝・夜の睡眠の目安(2か月〜1歳)
- 朝寝が夜に響いているかが分かるサイン
- 上の子の送迎のあとに朝寝が長くなる家の、1日の流れ
- 朝寝が短くなっていく時期と、その前ぶれ
朝寝が長い…起こしたほうがいい?
朝寝が長くても、夜の寝つきや午後の昼寝に影響が出ていなければ、起こさなくて大丈夫です。1回の昼寝の目安は2時間ほどなので、朝寝が2時間でもその範囲。朝寝のふつうの長さは月齢で変わるので、目安は次の章の表で確かめてください。
2時間を超えそうな日も、長さだけで決めないのがコツ。夜や午後の昼寝に影響が出ていないかを、次の3つで見ます。
3つとも問題がなければ、朝寝が2時間あっても、そのまま寝かせておいて大丈夫。眠り足りないまま起こすと、午後にぐずりやすくなることもあります。
月齢別の朝寝の目安は?
朝寝の「ふつうの長さ」は、月齢で変わります。0歳の1日の睡眠は、夜と昼寝を合わせて12〜16時間が目安。昼寝は月齢とともに3〜4回から1回へ減っていき、朝寝はそのうちの1回です。
| 月齢 | 1日の睡眠 | 昼寝の目安 |
|---|---|---|
| 生後2〜4か月 | 14〜15時間 | 朝寝1時間・昼寝2〜3時間・夕寝30分〜1時間の3回 |
| 生後5〜8か月 | 13〜14時間 | 朝寝30分〜1時間・昼寝2〜3時間の2回 |
| 生後9か月〜1歳 | 11〜12時間 | 朝寝がなくなり、昼寝1時間半〜3時間の1回に |
(参考:HugKum【助産師監修】赤ちゃんの昼寝の長さと回数の目安/トモニテ【医師監修】生後4か月の睡眠時間の目安)
表のとおり、朝寝は長くても1時間くらいがふつうです。だから2時間も寝ていると「長すぎる?」って思いますよね。
ただ、表の時間は3回の昼寝をきれいに分けたときの目安。朝寝が長くて昼寝が短い子もいれば、その逆の子も。1日の合計が目安に入っていて、夜もいつもどおり寝ついているなら、朝寝の長さはあまり気にしなくて大丈夫です。
1日の睡眠の目安
12〜16時間
起きていられる時間
1時間半〜
2時間
朝7時に起きた子なら、8時半から9時ごろには眠くなってきます。送迎や買い物で外に出た日は、ベビーカーの揺れもあって、帰る途中や帰ってすぐに眠くなる子が多いんです。
朝寝が長いと夜に響く?
朝寝が長いだけで、夜の寝つきが悪くなるとは限りません。夜に響くのは、昼寝の合計が多すぎて、夜までに眠気がたまらないときです。朝寝が2時間でも、午後の昼寝がいつもどおりで、夜も19〜20時台に寝ついているなら、夜には響いていないと考えて大丈夫です。
反対に、次のような日が続くなら、朝寝が長すぎるサインかもしれません。
朝寝が夜に響いているサイン 当てはまるものはありますか?
- 午後の昼寝が30分で終わる日が、1週間ほど続いている
- 寝かしつけを始めてから寝つくまでに、1時間以上かかる
- いつもの時間に寝室へ連れて行っても、目がさえて遊びたがる
(参考:トモニテ【医師監修】生後4か月の睡眠時間の目安/トモニテ【医師監修】朝寝はいつまで続けるべき?)
当てはまる日が1週間ほど続くなら、朝寝を少し早めに切り上げて、午後の昼寝がのびるか見てみてください。たまに当てはまるくらいなら、まだ様子を見ていて大丈夫です。
わが家の下の子は、朝寝が2時間の日も、夜に響いている感じはありません。
夜中に何回起きるかは、朝寝の長さだけでは決まりません。眠りのリズムが変わる時期には、夜中に何度も起きる子もいます。夜中に何度も起きて困っているなら、睡眠退行はいつまで?夜中に何度も起きるときの原因と乗り切り方も読んでみてください。
送迎後に朝寝する、わが家の1日
上の子の保育園の送迎がある家だと、朝寝はたいてい送迎から帰ってきたあとになります。
わが家なら、朝7時に起きて8時に授乳し、ベビーカーで片道30分歩いて園へ。帰るころには起きてから2時間半たっているので、帰ってきてから眠くなり、そのまま長い朝寝になりやすいんです。
上の子を送った日の、わが家の流れを表にしてみました。
| 時間 | 下の子(生後4か月) |
|---|---|
| 7:00 | 起きる(上の子を起こすときの電気や、支度の音で目が覚める) |
| 8:00 | 授乳 |
| 8:30〜9:30 | 上の子をベビーカーで保育園へ送る(徒歩で片道30分、往復1時間弱) |
| 9:30〜11:30 | 朝寝(寝る日。自然に寝たら、寝室のベビーベッドへ) |
| 15:00〜16:00 | 昼寝 |
| 19:30〜20:00 | お腹がすいて泣く。授乳とおむつ替えで30分 |
| 20:00〜20:30 | 寝る |
朝寝のための寝かしつけはなく、帰ってから自然に寝たら寝室のベビーベッドへ移すだけです。
いちばん大事なのは、朝の起きる時間を毎日そろえること。朝寝の長さが日によって違っても、起きる時間が同じなら、1日のリズムはくずれにくくなります。
わが家の下の子は、上の子を起こすときの電気と支度の音で、7時に目を覚ますタイプ。起きたらカーテンを開けるのを、朝の決まりにしました。
(参考:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」こども版)
朝寝を少し短くしたい日は、先にカーテンを開けて部屋を明るくし、声をかけてから抱き上げます。寝ている子をいきなり抱き上げると、びっくりして泣いてしまうことがあるからです。
朝寝はいつまで続く?
朝寝が自然に短くなるのは、1歳から1歳3か月ごろが多いです。生後9〜12か月のあいだは、まだ30分から1時間ほどの朝寝が必要な子がほとんど。1歳半から2歳まで朝寝をする子もいて、子どもによって幅があります。
朝寝が減ってくる前ぶれは、次の3つです。
- 朝寝の時間になっても眠そうにせず、元気に遊んでいる
- 朝寝をしても、すぐに起きてしまう
- 夜の寝つきが悪くなる
朝寝をやめて機嫌が悪くなったら、また朝寝をさせてかまいません。朝寝が長いからといって、早くやめさせる必要はないんです。
昼寝が1回になってからのリズムは、1〜3歳の昼寝はいつやめる?睡眠スケジュールの移行サインに書いています。
よくある質問
朝寝をしなかった日は?
次の昼寝を早めに始めてかまいません。月齢が小さいうちは起きていられる時間が短いので、朝寝をとばした日は昼前から眠くなりやすいです。眠そうにしていたら、時計より様子を見て寝かせて大丈夫です。
昼寝が4時間続いたら?
4時間は、1回の昼寝の目安(2時間ほど)の倍。一度起こしてみてください。4時間も寝ると、夜までに眠気がたまりにくくなります。起こすときは、カーテンを開けて声をかけてから、抱き上げてみてください。
生後6か月・8か月、1歳でも同じ考え方?
考え方は同じで、3つの条件で決めます。変わるのは朝寝の「ふつうの長さ」だけ。月齢別の表の目安を大きく超えていて、夜や午後に影響が出ているときだけ起こしてください。
離乳食が始まったら朝寝は?
離乳食は、朝寝の前か、朝寝から起きて機嫌がいい時間にあげます。朝寝の時間に合わせて、離乳食の時間を決めれば大丈夫です。
わが家は11月ごろに始めて、10時にあげる予定。朝寝との兼ね合いは、離乳食の時間は何時がいい?上の子の送迎がある日でも回せる1日の流れに書いています。
まとめ
朝寝が長くても、夜の寝つきや午後の昼寝に影響が出ていなければ起こさなくて大丈夫です。起こすかどうかは、朝寝の長さではなく、夜と午後の様子で決めます。
- 19〜20時台に寝ついて、午後の昼寝もいつもどおりなら、朝寝はそのままでいい
- 午後の昼寝が30分で終わる日が1週間ほど続いたら、朝寝を少し早めに切り上げてみる
- 朝起きる時間だけは、毎日そろえる
夜や午後の昼寝がいつもどおりなら、今日の朝寝はそのままで大丈夫です。そのあいだに、ママもひと息ついてくださいね。
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