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子育てが、ちょっとらくになるノート
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子どもが急に熱を出したときの対処法|受診タイミングと家庭ケアの基本

(2026年10月7日更新)
約6分で読めます
子どもが急に熱を出したときの対処法|受診タイミングと家庭ケアの基本

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  • 夜に急に熱が出て、病院へ行くか朝まで待つか決められない
  • きょうだいが寝ている夜中に、ひとりで連れ出せるか不安
  • 解熱剤をいつ使っていいのか分からない

夜、子どもの体が熱いと気づいた瞬間、「今すぐ病院?朝まで待てる?」と頭が真っ白になる。ひとりで決めきれないまま、受診のタイミングを迷い続けてしまうかもしれません。

病院へ行くかどうかは、熱の高さより様子で決めます。ぐったりしている・水分がとれない・生後3か月未満のときは、迷わず受診してください。

この記事では、夜中に迷ったときに電話できる相談窓口と、熱が出る前にそろえておきたい備えを紹介します。

もくじ (タップで開く)
  1. 「発熱」の基本を押さえておこう
  2. まず確認する3つのこと
  3. 1. 子どもの全体的な様子
  4. 2. 水分が取れているか
  5. 3. 呼吸の状態
  6. 今すぐ救急に行くべき「危険なサイン」
  7. 受診タイミングの目安(月齢・症状別)
  8. 家庭でできるホームケアのポイント
  9. 水分補給が最優先
  10. 体を冷やしすぎない
  11. 着せすぎに注意
  12. 部屋の温度と湿度を整える
  13. 解熱剤の正しい使い方
  14. ワンオペで慌てないための事前準備
  15. まとめ

「発熱」の基本を押さえておこう

まず、子どもの「発熱」の定義を整理しておきましょう。一般的には、わきの下で測って37.5度以上を発熱とみなすことが多いです。ただし、子どもの平熱は個人差があるため、普段から平熱を把握しておくことが大切です。

体温は測る時間帯によっても変わります。朝は低め、夕方から夜にかけて高くなるのが一般的。夕方に37.8度あっても、朝の平熱が36.2度の子であれば明らかな発熱です。

逆に朝から38度台なら、より注意が必要なサインです。

うちの子の平熱は36.7度ぐらいです。平熱は子どもによって違うので、数字だけでなく、いつもと違う表情・ぐったり感・食欲の変化も合わせて見ておくと安心です。

ぐずる子どもの検温は数秒が勝負。おでこにかざすだけで測れる非接触タイプなら、寝ている間でも起こさず検温できますよ。

非接触体温計

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まず確認する3つのこと

熱があると気づいたら、体温の数字だけに注目するのではなく、以下の3点をセットで確認することが重要です。

1. 子どもの全体的な様子

熱があっても、機嫌よく動き回っている、水分が取れているなら比較的余裕を持って様子を見られることが多いです。一方、ぐったりして反応が鈍い、呼びかけに答えない、目がトロンとしているときは要注意です。

2. 水分が取れているか

発熱中は汗や呼吸で水分が失われやすく、脱水が最大のリスクになります。以下のサインが出ていたら脱水が疑われます。

  • おしっこが6時間以上出ていない
  • 泣いても涙が出ない
  • 口の中や唇がカサカサしている
  • 目がくぼんでいるように見える

これらのサインがある場合は、早めに医療機関へ。水分補給ができているうちは、こまめに少量ずつ(スポーツドリンクや経口補水液、麦茶など)飲ませましょう。

経口補水液は飲み慣れない子も多いので、元気なうちに一度試しておくのがおすすめです。

子ども用経口補水液

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夏場に外から帰ってきて熱が出たときは、感染症ではなく熱中症のこともあります。見分け方は子どもの熱中症のサインにまとめてあるので、判断に迷うときは合わせて確認してみてください。

3. 呼吸の状態

呼吸が速い、苦しそうに胸や腹部を使って呼吸している(肩で息をしている)、鼻翼がぴくぴく動いているなどの様子に注意してください。肺炎や気管支炎のサインである可能性があります。このような症状があれば夜間でも受診が必要です。

今すぐ救急に行くべき「危険なサイン」

以下のうち1つでも当てはまる場合は、夜間・休日を問わず救急受診してください。

  • 生後3か月未満で38度以上の発熱(理由を問わず即受診)
  • 意識がぼんやりしていてぐったりしている
  • けいれんが起きている、または止まった(初めての場合)
  • 呼吸が明らかに苦しそう、唇や爪が紫がかっている
  • 水分が8時間以上取れていない
  • 発疹が急に広がっている

特に生後3か月未満の赤ちゃんは免疫が未熟なため、発熱は重篤な感染症のサインである可能性があります。元気そうに見えても必ず受診してください。

受診タイミングの目安(月齢・症状別)

状況別の受診判断をまとめます。あくまでも目安で、不安なときはかかりつけ医や#8000(小児救急電話相談)に相談するのが一番です。

状況判断の目安
生後3か月未満・38度以上元気でも、すぐに救急受診
熱の高さに関係なく、ぐったりしている・水分がとれない夜間・休日でも救急受診
生後3〜6か月・38度以上・元気あり翌朝かかりつけ受診
生後6か月以上・38度以上・元気で水分がとれる様子を見て、翌日かかりつけ受診

熱の高さより「子どもの状態」で判断することが基本です。39度あっても元気で水が飲めているなら、翌朝受診で十分なケースがほとんどです。

#8000(小児救急電話相談)は、全国どこからでも夜間・休日に電話できる相談窓口です。看護師や医師が「受診すべきか」を一緒に判断してくれます。産後すぐにスマホへ登録しておくと、深夜に焦って調べなくて済みます。

家庭でできるホームケアのポイント

水分補給が最優先

こまめに少量ずつ飲ませるのが基本。嫌がるときはスプーン1杯ずつでもOKです。母乳・ミルクは継続してあげてください。月齢が小さい赤ちゃんは白湯よりも母乳・ミルクの方が適しています。

体を冷やしすぎない

氷で体全体を冷やすのはNG。わきの下・首の両脇・鼠径部(足の付け根)を保冷剤やタオルで包んで冷やすと効果的です。ただし、本人が嫌がるなら無理に冷やさなくて大丈夫です。

冷却ジェルシートは、発熱時の不快感をやわらげる定番アイテム。ただし寝ている間にずれて口や鼻をふさぐことがあるため、1歳未満の赤ちゃんには使わず、幼児でも目の届くときだけにしてください。

体温そのものを下げる効果はないので、脇の下や足のつけ根を冷やすほうが確実です。

冷却ジェルシート

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着せすぎに注意

熱があると「寒そうだから」と厚着にしがちですが、熱がこもるので逆効果です。体が寒くてガタガタ震えているとき(熱の上がり始め)は暖かくしますが、熱が上がり切ったらむしろ薄着にして熱を逃がしましょう。

部屋の温度と湿度を整える

乾燥すると気道にダメージが加わります。加湿器を使うか、洗濯物を部屋に干すなどで湿度50〜60%程度を保つのが理想的です。

解熱剤の正しい使い方

解熱剤は、熱を下げる目的よりも「子どもが楽になるために使うもの」です。高熱があっても本人が眠れていて水分も取れているなら、無理に使う必要はありません。

使うタイミングの目安:

  • 38.5度以上で、ぐずって眠れない・水分が取れないとき
  • 本人が明らかに苦しそうなとき

使うときの注意点:

  • 使用間隔は5〜6時間以上あける
  • 1日3回まで(体に負担がかかるため)
  • 熱が下がらないからと続けて飲ませない
  • 市販薬はかかりつけ医に相談してから使う(大人用の解熱鎮痛薬を分けて飲ませるのは避けてください)

ワンオペで慌てないための事前準備

いざというときに備えて、普段から準備しておくと精神的にとても楽になります。

事前にやっておきたいこと:

  • かかりつけ医の電話番号をスマホに登録
  • 近くの夜間・休日小児救急の場所と診療時間を調べておく
  • #8000 をスマホに登録
  • 子どもの平熱を把握しておく(健康なときに何日か測っておく)
  • 解熱剤(処方薬)・体温計・経口補水液をまとめた「発熱セット」を作っておく

「発熱セット」を一箇所にまとめておくだけで、夜間に焦らず動けます。暗闇の中で体温計をどこにしまったか探し回ることも減ります。

まとめ

子どもの発熱で大切なのは、体温の数字だけに振り回されず「子どもの全体の様子」を見ることです。

ぐったりしている・水分が取れない・生後3か月未満なら迷わず受診。元気があって水分も取れているなら、翌朝かかりつけ医でOKというケースが多いです。

夜中に「どうしよう」と一人で抱えこまず、#8000 に電話するのが何より正解です。プロに確認してもらうことで判断が楽になりますし、「そのまま様子を見てください」と言ってもらえるだけで安心できることも多いですよ。

ワンオペで一人で判断しなければならない場面でも、こうした知識と準備があれば少しだけ落ち着いて動けます。どうか無理せず、使えるものは全部使って乗り切ってください。

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