この記事でわかること
- 入会するかどうかを決める基準
- 「必要ない」と感じる家庭に共通する条件
- 逆に向いているのはどんな家庭か
- 下の子がいても続けるための工夫
- 合わなかったときの代わりの選び方
上の娘が赤ちゃんのころは、ベビー版を使っていました。
迷っているなら「毎日10分の余白」があるかで決めて大丈夫
決め手になるのは、教材の中身より生活のほうです。1日10分、子どもの隣に座って一緒に何かできる時間が今あるなら向いています。それが思い浮かばないなら、今は見送って大丈夫です。
入会をためらう気持ちの正体は、たいてい「教材がいいか悪いか」ではありません。「うちの生活に足せるか」です。だから比較サイトをいくら読んでも決まらないのだと思います。
判断を先延ばしにしている間も、月齢は進んでいくもの。迷ったまま3か月経つより、短く試して「うちには合わなかった」と分かるほうがはっきりします。途中でやめても、試した分は残ります。
必要ないと感じる家庭に共通する3つの条件
やめた人・入らなかった人の声を集めると、理由はきれいに3つに分かれます。
1つ目は、おもちゃをこれ以上増やしたくない家庭です。毎月エデュトイ(付属の知育おもちゃ)が届くので、収納が限界のところに新しい箱が積まれていきます。「似たようなおもちゃがもうある」という声はとても多いです。
2つ目は、教材が箱のまま溜まっていく家庭です。絵本もワークも、大人が一緒に読んであげて初めて続きます。開けないうちに次の号が届き、未開封の箱が2つ3つと並んでいきます。
3つ目は、キャラクターに反応しない子です。しまじろうを見ても表情が変わらないタイプの子だと、しかけの良さが半分しか届きません。うちの上の娘はわりと反応するほうですが、同じ年齢でもまったく興味を示さない子はいます。
似たような迷いは、おもちゃのサブスクを検討するときにも出てくるもの。届く物の量と親の手間をどう考えるかは共通なので、おもちゃサブスクの選び方もあわせて読むと自分の家の基準が見えてきます。
下に0歳の子がいる家庭では、細かいパーツの置き場所を先に決めておくと安心です。カードやブロックは口に入る大きさのものがあり、飲み込むと気道をふさぐことがあります。目安はトイレットペーパーの芯を通る大きさで、通ってしまうものは0歳の手が届かない高さの棚へ。遊び終わったらケースごと棚の上に戻す、と決めておくと迷いません。
逆に向いているのはこんな家庭
向き不向きは、悩みの種類でだいたい分かれます。下の表で自分に近い悩みを探してみてください。
| 今の悩み | 向き・不向き |
|---|---|
| 生活習慣(トイトレ・歯みがき・着替え)を身につけてほしい | 向いている |
| 何を買えばいいか迷う | 向いている |
| 上の子と関わる時間を意識して作りたい | 向いている |
| おもちゃの収納がもう限界 | 向いていない |
| 教材は自分の目で選びたい | 向いていない |
| 受験や先取り学習を考えている | 向いていない |
いちばん効果を感じやすいのは、生活習慣の場面です。親が何度言っても動かなかったのに、しまじろうが同じことを言うと動く。そういうことは本当にあります。トイトレの時期に入会する人が多いのはそのためです。
下の子がいても続けるための4つの工夫
赤ちゃんがいる家で続かなくなる原因は、やる気ではなく段取りです。私も下の娘がまだ生後2か月なので、上の子との10分は意識して作らないと消えていきます。
STEP1 やる時間を先に決める
「気が向いたら」と思っているうちは、その10分は永遠に来ません。授乳と授乳の間、夕食前など、毎日必ず来る時間帯に先に組み込んでしまいます。
STEP2 封を切るところまで届いた日に済ませる
届いた日に箱を開けて中身を出しておくだけで、取りかかるハードルがぐっと下がります。開封が済んでいない教材は、そのまま忘れられていきます。
STEP3 全部やろうとしない
1か月分の中から、その子が食いついたものを1つだけ選んで続けます。ワークを飛ばして絵本だけ、映像だけでもじゅうぶんです。
STEP4 前の月の教材を捨てない
2か月後になって、子どもが急に同じおもちゃへはまることがあります。処分は3か月ほど置いてから決めると安心です。
全部やらなくて大丈夫です。年間の教材を消化しきっている家庭のほうが少ないと思います。使った分だけ役に立てば、それでじゅうぶん元は取れます。
合わなかったときの代わりの選び方
やめる決断をしても、上の子との時間がなくなるわけではありません。同じ10分を、もっと手軽なやり方に変えるだけです。
いちばん手軽なのは市販のドリルです。1冊数百円で、書店でも通販でも買えます。増える量を自分で決められるので、収納が理由で迷っていた人にはこちらのほうが合います。子どもが飽きたらそこで終われるのも気楽なところです。
学研の幼児ワーク
シールを貼る、線を引くといった動作から入る構成で、鉛筆をまだ持てない子でも取り組めます。1回分が短いので、下の子が泣き出しても途中でやめやすいです。ただし親が声をかけながら進める前提の作りなので、子ども一人で黙々とやってくれる教材を探している人には向きません。
くもんのすくすくノート
はさみ・のり・鉛筆で線をなぞる練習など、手先の動きを1テーマずつ深く練習する構成です。分野ごとに冊子が分かれているので、その子が今好きな動きだけを選んで買えます。ただし総合的な内容ではないので、生活習慣まで含めて幅広く扱いたい人には物足りないかもしれません。
よくある質問
途中でやめると違約金はかかりますか?
違約金という形での請求はありません。毎月払いなら、退会の締切日までに連絡すれば止められます。まとめ払いの場合も、受講した月数分で計算し直した差額が返ってきます。
ただし最短受講月数の決まりがあり、締切日も変わることがあるので、やめると決めたら早めに公式サイトで最新の条件を確認するほうが確実です。
きょうだいがいる場合、下の子の分も申し込むべきですか?
上の子の教材を下の子が横で見ている時期は、無理に増やさなくて大丈夫です。0歳のうちは絵本とおもちゃが中心なので、上の子に届いたものを一緒に見るだけでもじゅうぶん楽しめます。下の子が自分で手を動かしたがるようになってから考えれば間に合います。
保育園に通っていても意味はありますか?
家での過ごし方が変わるかどうかで判断してください。園で工作も歌もたっぷりやっている場合、教材が重複することはあります。ただ「家に帰ってからの30分を親子でどう過ごすか」に困っているなら、その時間の中身として役立ちます。
何歳から始めるのがいいですか?
生活習慣が目的なら2歳前後、文字や数に興味が出てきたころなら3歳前後が始めやすい時期です。ただ、まわりが始めたからという理由で急ぐ必要はありません。子どもが何かに興味を持ったタイミングのほうが、はるかに食いつきがよくなります。
まとめ
こどもちゃれんじを始めるか迷ったときは、教材の中身ではなく自分の生活を見てください。1日10分、子どもの隣に座れる時間が思い浮かぶなら向いています。思い浮かばないなら、今は見送って市販のドリルで様子を見るほうが気持ちが軽くなります。
おもちゃが増えるのが不安、親が関わる余裕がない、キャラクターに反応しない。この3つのどれかに強く当てはまるなら、無理に始めなくて大丈夫です。
反対に「生活習慣を身につけてほしい」「何を買えばいいか迷う」という悩みが強いなら、選ぶ手間を外注できる価値はかなり大きいです。何か月か試してみて、封を切れない月が続くようならやめる。それくらいの軽さで決めてしまって大丈夫です。
上の子との時間を作りたいと思っている時点で、もうじゅうぶんに向き合えています。今日はまず、明日の10分をいつにするかだけ決めてみてください。
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