この記事でわかること
- 赤ちゃんに何枚着せるかの決め方
- 寒がっているか暑がっているかの見分け方
- ベビーカーと抱っこ紐で必要な物が違う理由
- フットマフ・ケープ・ひざ掛けの使い分け
- 買わずに手持ちで足りるかの判断
赤ちゃんの服は「大人より1枚少なく」で決まる
迷ったときは、自分が着ている枚数から1枚引いてください。赤ちゃんは大人より体温が高く、体の割に汗をかく量も多いので、同じ枚数だと暑くなります。
「1枚引く」は、室内でも屋外でも共通の考え方です。そうしてから、外に出るときだけ風が直接当たる部分を覆うものを1つ足します。上着をもう1枚重ねるのではなく、ひざ掛けやケープのように「外せるもの」で足すのが失敗しにくいやり方です。
赤ちゃんに着せる枚数
大人−1枚
防寒グッズを出す目安
15℃
最高気温が15℃を下回りはじめたら、ひざ掛けやケープを持ち歩く時期です。10℃を切るころには、ベビーカーなら足元までくるむもの、抱っこ紐なら風を止めるものが欲しくなります。
寒いのか暑いのか、触って分かるのは首のうしろ
手足が冷たくても、それだけでは寒がっているとは限りません。赤ちゃんは手足から熱を逃がして体温を調整しているので、外気にふれている手先が冷たいのは普通のことです。
確かめるのは首のうしろか、背中の真ん中です。ここがひんやりしていたら1枚足す、汗ばんでいたら1枚減らす。指を入れて確かめるだけなので、信号待ちの数秒でできます。
こんなときは1枚減らします
- 背中や首のうしろがしっとりしている
- 顔がほんのり赤く、髪の生え際が湿っている
- お店や電車に入って10分以上たっている
- 抱っこ紐で密着したまま歩き続けている
冬の外出でいちばん多い失敗は、寒さそのものより汗冷えです。暖かいお店に入ったあと、汗をかいた肌着のまま外に出ると、風で一気に体温を奪われます。着せる量より脱ぎ着のしやすさで選ぶと、赤ちゃんは結果的に暖かく過ごせます。
寒い日の支度は3ステップで考える
順番を決めておくと、玄関先で迷う時間がなくなります。次の順でやってみてください。
家で厚着をさせてそのまま出かけ、お店で汗をかかせてしまうことはよくあります。家を出る前に、着せすぎていないかを確かめるところから始めると安心です。
ベビーカーの防寒は「足元から」でほぼ足りる
ベビーカーは赤ちゃんの位置が地面に近く、足元から風を受けます。上半身にいくら着せても、足元がむき出しだと寒いままです。まず足元を覆うものから考えると、必要な物が絞れます。
座面の高さによっても、足元の冷え方はかなり変わります。ベビーカーそのものを買い替えるか迷っている時期なら、ベビーカーの選び方も合わせて読んでみてください。
| 使いたい場面 | 向いているもの |
|---|---|
| 毎日30分以上の送迎 | ✅ フットマフ └ 足元まですっぽり覆えて、着せ替えの手間が少ない |
| 週2〜3回の買い物 | ✅ 防寒ケープ └ 抱っこ紐にも付け替えられる |
| 車移動が中心で歩くのは短時間 | ✅ ひざ掛け1枚 └ 専用品を買わずに済むことが多い |
フットマフは1万円台から2万円台のものが多く、いちばん迷う買い物です。判断の目安は、冬のあいだに毎日ベビーカーで外を歩くかどうか。
徒歩通園や毎日の買い物でベビーカーを押すなら、毎朝の着せ替えがひとつ減るので、値段のわりに出番が多くなります。反対に、移動はほとんど車という家庭なら、ひざ掛け1枚でじゅうぶん足りることもあります。
選ぶときは、洗濯機で洗えるか、5点式のベルトを通す穴があるかの2点を見てください。ベルトの穴がないものは、フットマフの上からベルトを締めることになります。
体とベルトのあいだに厚みが入ると、揺れたときにベルトが緩んで体がずれるので、穴のあるものを選ぶか、フットマフの中でベルトを直接締めてください。
ひざ掛けで済ませる場合は、ベビーカーのベルトの上からかけて、クリップで両脇を留めてください。留めずに置くだけだと、風で顔のほうにめくれ上がり、口や鼻をふさいでしまいます。クリップで留めておけば、それは防げます。
抱っこ紐の防寒は、ママの上着で考えると早い
抱っこ紐の中の赤ちゃんは、ママの体温で温まっています。ここに赤ちゃん用のダウンを着せると、抱っこ紐のベルトが締まりきりません。体とベルトのあいだに隙間ができ、前かがみになったときに赤ちゃんがずり落ちることがあります。
赤ちゃんには薄手の服のままでいてもらい、2人まとめて覆う形にするほうが安全で楽です。ママのコートの前を開けて赤ちゃんごと包める防寒ケープなら、この形をそのまま作れます。
抱っこ紐にもベビーカーにも付け替えられるタイプなら、上の子の送迎と下の子の買い物で使い回せます。
わが家も上の子のときは、ベビーカーと抱っこ紐のどちらにも使えるケープを買って使っていました。
抱っこ紐そのものの快適さが気になってきたら、抱っこ紐の選び方も参考にしてみてください。冬は厚着になるぶん、ベルトの調整幅が広いものが使いやすくなります。
ケープやひざ掛けのような布は、かける位置に気をつけてください。赤ちゃんの口や鼻にかかると呼吸をさまたげます。布の上端は、顔から手のひら1つぶん下にくるようにしてください。そのまま寝入ってしまったときは、布団に移す前にケープやひざ掛けを外します。
手持ちで代用できるもの、できないもの
全部を買いそろえなくても大丈夫です。家にあるもので足りる部分と、専用品のほうが安全な部分を分けて考えてください。
足先は靴下だけだと冷えるので、靴下の上からベビーカーのひざ掛けを重ねると、足先の冷え方がはっきり変わります。
抱っこ紐なら、ズボンの裾から見える足首にレッグウォーマーを1足足すだけでも、帰宅後の足先の冷たさが違いますよ。どちらも数百円で試せるので、フットマフを買うかどうか決める前の1か月をこれでしのぐ、という進め方もできます。
よくある質問
防寒グッズはいつから用意しておけばいいですか?
最高気温が15℃を下回る日が出てきたころです。地域差はありますが、朝の外出で自分が上着を羽織りたくなった日が目安になります。寒さが本格化してから慌てて探すより、この時期に1つ用意しておくと安心です。
フットマフは何年くらい使えますか?
ベビーカーに乗るあいだは使えるので、2シーズンから3シーズン使えることが多いようです。下の子に回すつもりなら、色を選ばない生成りやグレーにしておくと使い回しやすくなります。2シーズン以上使うなら、洗濯機で洗えるかどうかで手入れの負担がまるで変わります。
抱っこ紐の上から赤ちゃんにアウターを着せてもいいですか?
厚手のアウターは避けてください。抱っこ紐のベルトと赤ちゃんの体のあいだに厚みが入ると、ベルトを締めても密着が浅くなります。赤ちゃんには薄手の上着までにして、その上からケープで包むほうが安全です。
冬はベビーカーをやめて抱っこ紐だけにしたほうがいいですか?
どちらかに決めなくて大丈夫です。荷物が多い買い物の日はベビーカー、電車や階段がある日は抱っこ紐、と場面で分けている家庭が多いです。両方に使えるケープを1枚持っておくと、その日の朝に決められます。
まとめ
赤ちゃんの服は大人より1枚少なく、外に出るときだけ外せるものを足す。この2つを押さえておけば、玄関で迷う時間はかなり減ります。
寒いか暑いかを確かめるのは首のうしろです。冷たければ1枚足し、汗ばんでいれば1枚減らす。暑がっているときは、その場で1枚減らせば間に合います。反対に足すものは持っていないと出せないので、薄手のひざ掛けを1枚バッグに入れておくと安心です。
ベビーカーは足元から、抱っこ紐はママと赤ちゃんをまとめて覆う形で。買うかどうか迷っているなら、まずは家にあるひざ掛けと靴下で1か月試してみて、それでも毎朝寒そうだと感じたら専用品を検討する順番で大丈夫です。全部そろえてから冬を迎える必要はありません。
次に外へ出たとき、信号待ちのあいだに首のうしろへ指を入れてみてください。それだけで、今の服が合っているかが分かります。
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