この記事でわかること
- なぜなぜ期の「なんで」が止まらない理由
- すべてに正解を出さなくていい理由
- 答えに詰まったときの3つの乗り切り方
- 下の子のお世話と重なったときの対応
「なんで」に毎回正解を出さなくて大丈夫です
なぜなぜ期の「なんで」に、すべて正しい答えを返す必要はありません。子どもが知りたいのは正解そのものより、聞けば向き合ってもらえるという安心感です。
2歳から4歳ごろは、言葉が増えて頭の中の「知りたい」がどんどん口から出てくる時期。理科の授業のような正確な説明を待っているわけではないので、大人が身構えるほど難しく考えなくて大丈夫です。
「なんで」が止まらないのはどうして?
質問が途切れない背景には、いくつかの理由があります。
1つ目は、言葉が一気に増えて、頭の中の疑問がそのまま口に出るようになったことです。考えるより先に声が出ている状態に近いと言えます。
2つ目は、質問すると大人が振り向いて答えてくれるのが嬉しいからです。内容よりも、やり取りそのものを楽しんでいる場合があります。
3つ目は、「なんで」と言えば会話が続けられると気づいていることです。会話を終わらせたくない気持ちの表れでもあるんです。
「なんで」のたびに毎回きちんと説明しようとすると、途中で息切れしてしまいます。理由がわかると、全部に正解を返さなくていいと思えるようになります。
答えに詰まったときの3つの乗り切り方
毎回ゼロから考えると疲れてしまうので、返し方の型を決めておくと気持ちが楽になります。次の順番で試してみてください。
STEP1 「いい質問だね」と受け止める
「なんでだと思う?」と聞き返すだけでも十分です。子どもに自分で考える時間ができて、会話がそのまま続きます。
STEP2 わからないときは「今度調べてみようか」と保留する
わからないことを無理に答えなくて大丈夫です。あとで一緒に調べる約束にすると、その場で答えを出さなくても会話が終われます。
STEP3 疲れている日は「あとでゆっくり聞かせて」と伝える
すべての質問に答える体力がない日もあります。子どもにはそっけなく聞こえても、あとで必ず聞く約束を守れば「聞いてもらえる」という安心感は残ります。
STEP2の「今度調べてみようか」という返し方を、実行しやすくする方法もあります。季節や生き物の「なぜ」に答えてくれる図鑑を、リビングに1冊置いておくことです。自分で開いて眺めるようになると、なんでも私に聞かなくても納得できることが増えます。
下の子のお世話と重なったときの対応
授乳中や寝かしつけの最中に「なんで」を連発されると、手が離せなくて苦しくなりますよね?
わが家でも、下の子の授乳中に上の娘がかまってほしくて話しかけてくることはよくあります。質問が止まらないときは、「今おっぱいあげてるから、飲み終わったら聞かせてね」と、いつ終わるかを先に伝えてみてください。いつ終わるかがわかると、子どもも待ちやすくなります。
待たせること自体に罪悪感を覚える人は多いです。その気持ちとの向き合い方は、上の子を待たせてしまう罪悪感との向き合い方にまとめているので、あわせて読んでみてください。
よくある質問
なぜなぜ期はいつからいつまで続きますか?
2歳前後から始まり、4歳から5歳ごろにかけて少しずつ落ち着く子が多いです。終わる時期には個人差があるので、焦らなくて大丈夫です。
適当に答えても発達に影響しませんか?
毎回完璧に答えなくても、発達に影響が出るわけではありません。大切なのは、聞かれたときに向き合う姿勢が子どもに伝わることです。言葉のかけ方に迷ったときは、子どもの自己肯定感を育てる声かけのコツも参考にしてください。
まとめ
なぜなぜ期の「なんで」は、正解を出すためのクイズではなく、向き合ってもらえるかを確かめるやり取り。答えに詰まったら「いい質問だね」と受け止め、わからなければ「今度調べてみよう」と保留して大丈夫です。
今日全部に答えられなくても、明日また「なんで」と聞いてもらえるなら、それで十分です。



